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職員A)「あの年齢であの精度の制御力。おそらく、今後の成長が楽しみだな。」
職員B)「だが、感情のコントロールに問題がある点が引っかかる。あの焦りっぷりでは、いざという時に能力をうまく使いこなせない可能性がある。」
職員A)「それに関しては、本人が意識しているようだから、時間と共に改善できるだろう。何より、素質は抜群だ。」
職員B)「確かに。まだこれからの訓練次第では、かなりのポテンシャルを引き出せるかもしれない。もしこのまま成長すれば、将来は相当な戦力になる。」
職員A)「ああ。来月の演習が一つの大きな試金石になるだろうな。」
その会話を聞いていた佐藤先生は、少し微笑んだ。
佐藤先生)「彼女の成長には期待しています。あとは、どれだけ冷静さを保ち、柔軟に力を使えるかがカギですね。」
職員B)「確かに。これからが楽しみだ。」
―Episode 8―
その日の放課後、くれなは帰り道を歩きながら、佐藤先生との会話を思い返していた。
くれな)[自分のランク、B+か…まぁ、納得はしてるけど…でも、先生が言ってたように、力の使い方を広げていかないとね。確かに、今は破壊的な力ばっかり考えてたから…]
くれなは手のひらを見つめながら、ふと自分の能力について考える。
くれな)[振動の力、確かに攻撃的に使うのが一番簡単で、効果的に思えるけど…戦術的に使うのも面白そうだな。相手の動きを制御できたら、もっと戦いやすくなるし。]
その時、背後から声がかかる。
モトキ)「おい、くれな!お疲れ〜」
くれな)「あ、モトキさん…お疲れ様です。」
モトキ)「さっきのカッコよかったぜ!弾丸みたいな攻撃、あんなの見たことねぇ!」
くれな)「え、あ、ありがとうございます…でも、あんなのでカッコイイって言われると、逆に恥ずかしいんですけど…」
モトキ)「いやいや、あれはすげぇって!普通の奴にはできねぇよ、アレ。」
くれな)「い、いえ…全然そんなことないです…。まだまだですし…」
モトキ)「俺らみたいなヤツらとはレベルが違うよな。演習、どうするんだ?参加すんの?」
くれな)いやあんたらA+とB+だろ。うちより全然強いわ。レベチって反対の意味か..じゃあ自惚れすぎたわSorry
モトキ)「いやいやいや、そういう意味じゃねぇって!強いとか弱いとかじゃなくて、“やべぇなコイツ”って思っただけだって!
シルク)ウンウン…タメ口なのか敬語なのかどっちなんだコイツ..
くれな)….スゥウウッ…じゃぁタメ口でいいっすか..?同じ1年だし←
モトキ)お、おう?全然いいけど……お前、なんか急にスイッチ入ったな?
くれな)入ってねぇよ((
シルク)敬語モード解除された(笑)これが“戦闘後テンション上がり型・くれな”か……
くれな)いや違うよ!?なにそのきしょいネーミングセンス!」
モトキ)「まぁでも、そっちのほうがくれなっぽいわ。無理にかしこまってるより、全然自然だな」
くれな)「そう?……なら、もうタメ口でいくわ。だってどうせ今さら隠してもバレてるし。うち、素でちょっと口悪いタイプなんで←」
モトキ)でもさ、くれな。お前さ、演習マジで出るなら、ちゃんと準備しといた方がいいぞ?俺もシルクも一応やる気モードだから、手加減しねーし
くれな)え、なんでうちがあんたらと当たる前提なん?いや、当たったら当たったで、“爆砕”したるけど(ニコッ)
シルク)お、言うじゃん。さすが“破壊主義者・くれな”
くれな)2人揃ってネーミングセンスきしょすぎるだろ((
くれな)もうあだ名やめrrrrrrr すでに一部の生徒に変なあだ名で呼ばれ始めてんの知ってるからね!?
モトキ)え、まじで?なんて?
くれな)“くれなボム”とか“ドカン女”とか……あんたらのせいだろ絶対!!!
シルク)(笑)ごめん、それはもう定着してるやつだわ……
くれな)馬鹿野郎どもがぁあああ!何してんねんごらぁあ!!!