あいですっ
これ全然更新してなかったね(
結構長めに書いたので見てって ……… ( 倒
年齢操作してます
⚠ この話はフィクションであり、実在の団体・事件とは一切関係ありません ⚠
それではどうぞ!
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fu 時点
💚「はぁ、」
rm さんが消えてから数日
そろそろ退院が近づいて来ている
💚「 ……………… あれ、?」
ふと廊下を見ると、人影が見えた
様な気もする
気のせいだと思い、俺は寝ようとする
がたっ ….
💚「ひッ、 」
間違えない、近くに人が居る
俺は怯えながら頭を働かせる
がたがたがたッ ….
扉が開く音が聞こえ、俺は目を閉じる
無音が続き、俺は恐る恐る目を開く
💚「ッッ、!!!」
俺の視線の先には人が居た
会いたくて堪らなかった人
🩵「やっほ、」
💚「 rm 、さん、 」
🩵「あれ、寝てた?」
俺がそう呟くと、間の抜けた様に言う rm さん
💚「何で、どっか行っちゃったんですか、!!」
🩵「いやぁ色々あってね ……… 笑」
💚「色々って何ですかッ、!!」
冗談そうに言う rm さんだが、今の俺には冗談は通じない
💚「ずっと、寂しかったんですから、!!」
俺がそう言うと、rm さんは驚いた顔をする
🩵「 …………… ごめんな、 」
そう言うと、彼は長々と語りだす
🩵「 fu の事情を聞いた時、知れて良かったなって思った末に過呼吸になるんだもん、笑 fu はそれだけ苦しんでたのに、俺がズカズカと間に入っちゃったから ……… 笑」
💚「そんなこと無いですッ、!!」
俺は聞いてられず、叫んでしまう
💚「俺は俺で、はんせ i ……… 」
俺が話そうとすると、手で口を塞がれる
🩵「えっと ……… まだ警備員さん居るんだよね、ここ」
そりゃそうだ
いきなり何を言い出すのだろうk ………
あー!!俺が叫んだから気づかれたってこと!?!?
🩵「どうしよ ……… 」
耳を澄ませば、コツコツと足音が近づいてくる
💚「入ってくださいッ、!!」
🩵「わッ、!?」
俺は衝動的に rm さんを、俺が横たわっているベッドへと放り込む
がらッ
隠れることが出来た時、タイミングを見計らったようにドアが開く
けーびいん「ここら辺から声が聞こえたんだが ……… 」
警備員がぶつぶつ呟いている間、俺の心臓はずっと高鳴っていた
距離近いしッ、!!
すぐそばにいるしッ、!!
けーびいん「気のせいか、患者も寝てるし」
そう言って警備員は去って行く
そして足音が聞こえなくなると、rm さんは顔を出す
🩵「はぁー、危なかったあ」
💚「 わッ、!!ちょッ、近い、!!」
俺が慌てた様に言うと、rm さんはゆっくりと降りていく
🩵「あ、俺この病院こっそり来たからね」
💚「そうなんですn ……… え?」
この病院のセキュリティ軽々と突破してきてる!?!?
す、凄すぎる ………
🩵「まーこの話は置いといて」
💚「あのッ、!!」
俺は rm さんが話す前に言葉を発する
💚「俺、前にぽろって『 rm さん』って呟いちゃったんですけどッ、!!そしたら指名手配犯の名前だって言われて、!!」
🩵「 ッッ、!!! 」
俺が話し出すと、rmさんの顔が段々青くなっていくのが分かる
💚「本当、何ですか、?」
🩵「 ……………………………… 。 」
長い間を開けて rm さんは言う
🩵「ここの警察は当てにならないよ、笑」
そう言って、顔を伏せる rm さん
💚「 rm さんは、犯罪者なんですか、 」
俺は知りたいことを淡々と述べる
けれど心は不安と震えでいっぱいだった
彼の息を飲む音が聞こえ顔を上げると、今にも泣き出しそうな笑みを浮かべて言った
🩵「そうだよ、俺がやったんだ、全部ッ、 」
重苦しく言う rm さんを見て、俺は何も言えず黙り込んでしまう
静寂の末、俺の口から溢れた言葉
💚「よかった、 」
🩵「 ….. え、?」
気の抜けた声を出す rm さん
そんな rm さんに今思っていることを赤裸々に伝える
💚「だって、嫌われてなかったしッ 、!!」
💚「それに昔の話、でしょ、?今は更生して優しいじゃん、!!」
それじゃ理由としては乏しいだろうか
それでも、咄嗟に考えた言い訳はこれしか無かった
本当の理由は、隠した
今言わなくったって、大丈夫だと思ったから
反応が無いと思い、rm さんの方を見ると目尻に涙が溜まっていた
🩵「 ………… こんな俺でも良いの 、? 今 fu を殺すことだって出来るのに ? 」
rm さんに言われ、俺はハッとする
確かに今殺せる程の実力はあるかもしれない
🩵「やっぱり俺は、fu の側に居るべきじゃ、 」
💚「 でも ッッ 、!!」
俺は去ろうとした rm さんを追う
どてっ!!
💚「 わッ 、!!」
俺は立つのが久しいからか、転びそうになる
🩵「危ないッ、!!」
そんな俺の手を掴む rm さん
🩵「よかった、転ばなくて ……… 」
やっぱり rm さんは優しい
俺はそう確信する
💚「俺のことを見捨てずに居てくれたのはッ、 rm さんだけですッ、 一緒に居る時間がいっちばん楽しかった、!!」
俺は意を決して言う
💚「最期にrmさんと居れたら、殺されてもいい、 」
もうどうだって良かった
俺の気持ちが隠し通せていなくても良い
rm さんに離れて欲しくなかった
🩵「 ……………… ははっ、 」
無言の後、何故か吹き出す rm さん
🩵「 犯罪者と居る時間が楽しかったとか ……… 俺に殺されても良いなんて言う人初めてだよ、笑 」
確かにそうだ
犯罪者に殺されて良いだなんて、ただの馬鹿でしか無い
🩵「いいよ、付き合う」
💚「 ……………… へッ 、?」
🩵「逃避行、限界が来るまで一緒にやるよ」
💚「!!」
まだ一緒に居られる、!!
俺は喜びを噛み締めながら rm さんを見る
🩵「、笑 …… おやすみ」
微笑んで言う rm さん
それと同時に眠気が襲ってくる
だんだん頭が働くなり、俺の思考はそこで途切れた
俺は rm さんが指名手配犯と知った後、暇があれば事件に付いて調べていた
そしたら数々の違和感に気づいた
憶測に過ぎないが、俺が導き出した答え
rm さんは犯人ではない
【 109建物爆破事件 】
10年前に起きた事件で、「109」が付く建物が次々と爆破された
種類はマンション、アパート、オフィス ………
本当に様々で、被害は半径7.9km以上の地域に及んだ
犠牲者数は1122人、戦後で起きた事件の中でもトップクラスの死者数となった
その犯人と言われているのが、rm さんだ
rm さんは大学生だと言っていたので、きっと19〜21歳程だろう
その10年前は9〜12歳、小学生だ
小学生が7.9kmの範囲を動けるだろうか?
爆弾を入手出来るだろうか?
そう考えると、rm さんは犯人ではない
ならば本当の犯人は誰だろうか
顔写真も見たが、「 rm さんに似た別の人物」と言うのが第一印象だった
確かに似ている、だが何かが違う
その違和感はホクロだった
rmさんの目にはホクロが無い
けれど、その写真にはホクロがあった
じゃあ rm さんに似てて、少し顔が違う人物は誰 ……… ?
時は過ぎ、気づけば誕生日が近づいていた
退院し、すっかり元気になった俺
rm は相変わらず、逃避行に付いて来てくれた
💚「 rm ー ?」
🩵「はいはーい!」
俺らの関係は日に日に深まり、呼び捨てができる程となった
💚「 あれ ……… そうそう卵!あったけ、? 」
🩵「 あ ……… 無いわ」
💚「じゃあ買ってこないとな」
俺がそう思いながら 日記 を書いていると、後ろから声が飛んでくる
🩵「あっ、今日は俺が行くよ」
💚「えっ、?でも ……… 」
rmさんは犯罪者、バレたら大変なことになる
そのため買い物は基本俺が行くことになっている
🩵「いや、ちょっと行きたいところがあって」
💚「そっか ……… 気をつけてね、 」
本当は心配で心配で堪らなかったが、制限するのは何か違うと思い俺は了承する
🩵「ありがと、行ってくる」
そう言って彼は出ていった
💚「 ……… !!まだ、!?」
rm が出掛けてから3時間経っている
それなのに、未だ帰って来る気配は無い
💚「早く帰ってきてよ、 」
何かあった、? 捕まった、?
怖くて怖くて仕方が無い
がちゃッ …..
扉が開く音が聞こえ、俺は玄関へと掛ける
💚「 rm ッ、!?」
🩵「た、ただいま …. 」
目の前には泥だらけになった rm が居た
🩵「途中から雨降って来て、カラコン取れた上にマスクもびちょびちょだから外したら、顔バレちゃって ……… 」
苦笑いしながら言うが、全く笑えない
💚「やっぱり俺が行けば良かったじゃんか!!」
🩵「ごめん ……… けど買いたい物があって ……… 」
💚「もう、!!一回シャワー浴びてきて!!」
そう言って俺は強引にシャワーへ行かせる
でも良かった、捕まらなくて ………
俺はそう思いながら袋の中身を確認する
あっ、卵入れとかなきゃ ………
俺は袋から卵を取ろうとする
💚「あれ、?」
中から見慣れないものを見つけた
これはなんだろう、?
俺が取ろうとした時
🩵「待って!!!!」
rm の声が聞こえ、俺は驚く
🩵「それ、取らないで、!!」
珍しく怒ったような声を上げるため、俺の手は止まってしまう
俺が見慣れない箱を rm に渡すと、安堵したような表情を見せる
🩵「こんな風に渡すつもりは無かったんだけど、 笑」
そう言って俺の右手を取る
そして箱の中から取り出す
💚「!!!!」
rm さんが俺に付けたもの、それは ………
💚「ゆび、わ、?」
🩵「 ……… 笑 」
rm は何も言わずに微笑む
🩵「良かった、最期につけれて」
💚「さい、ご、?」
妙に引っかかりを覚えたが、rm の笑みによって打ち消される
🩵「ううん、何でもない」
💚「そっか、 」
その指輪は右手の薬指に付けられた
黒と白基調で綺麗な光を放っていた
💚「じゃあ俺はもう寝るね、 」
🩵「あっ、!!」
まだ何かあるのだろうか、rm は俺を呼び止める
🩵「いや、何でもない、 」
💚「そっか、!!」
💚「おやすみ」
俺がそう言うと、rm は思い詰めたような顔をする
そして放った言葉
🩵「 ………………… 愛してる 、 」
💚「へっ、!?///」
今 ………!?
いや期待してたわけじゃないけど、!!
いやこれは恋愛感情ではなく友、そして逃避行仲間として愛してるということで ……… !?
( 両片思いで付き合ってない )
と、とりあえず寝て落ち着こう!!
💚「お、おやすみ ……… 」
俺がそう言っても、返事は返ってこなかった
それがずっと続くなんて、思いもしなかった
あの日を最後に彼は
手紙一つ残して消えた。
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どうでしたか!!
この話は、rm さん視点 ⇒ 終章 で終わります!あと2話ですね!
2話で完結させるためにめっちゃ長くなったと ……… (
今日から投稿再開するよー!!
良ければ ❤ 、🗨️ 待ってます🫶🏻
コメント
13件
あいさあああああああああん!!??! やっぱいつも思うけど頭良すぎませんか😭😭 りもさん犯人では無いなら一体誰!?!? そして指輪エモすぎるし消えたとか描写が!!!!!!! fu さあああああん!!!!!!!
初コメ失礼します!! 書き方天才すぎませんかっ!?!? そして次がとても気になります… fuさん…😭😭
fuさんを1人にしないで~~(( 続き気になり過ぎます! 楽しみに待ってます♪