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コメント
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見にくかったら言って(。>ㅅ<。)💦sorry…
─春
まだ着慣れない制服に身を包み、昇降口に張り出されたクラス名簿を見ながら小学生の頃からの友達とはしゃぐ。
『え”、ゆっことクラス違うんだが、、』
クラス替えのない田舎の学校のため、3年間は虐めなどがない限り滅多にクラスが変わることはない。2クラスしかなく、学年総勢60人弱。
ド田舎は大抵こんなもんだ。
『うわ、、しかもるるいるし、』
自分は1組。苦手な人は1組。親友は2組。
開始早々詰んだかも、、
─ガラガラッ
、、見慣れた顔がたぁくさん、笑
主に3つの小学校から集まってきているため、そこまで〝ぼっち〟という訳ではない。
『友達はそこそこいるもん、』
と小声で呟く。
隣の席の人は、、女の子か、仲良く出来たらいいな〜なんて思ってみたりみなかったり、?
「高身長イケメンなりょうすけモテちゃうんじゃ?w」
廊下で男子がそんなことを言っていた、、気がする、あまり興味がなく覚えていないけれど、
─入学式
、、話、長いのは卒業式と変わんないんだ、
なんて思っていたら、案外入学式はすぐに終わった。
写真撮影、、めんど
少し不安が混じった歪な笑顔を作りピースをする。
やっていけるかな、これ、、笑
─数週間後
ドクンッ
な、なに、この感情、、
名前も知らない。クラスも違う。喋ったことはもちろんない。
なのに、どこか懐かしいような、、そんな人に出会った。
高身長で男子からの人気が高い。スポーツをやっていそうなガタイの良さ
…好き、なのかな、
無理だとわかっていても、関わることすら出来ないと思っていても、完全に一目惚れで初恋だった。
『話してみたいなぁ、、』
そう誰にも聞こえないような小さな声で呟いた。