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真冬のある日の話……
俺は寒いのが苦手でこたつで暖まっていた
episode 1
Kn side.
最近、俺は幻覚が見えるようになった。
黒いモヤ、足のない子供、しっぽがやたらとデカい狐まで見える
幻覚だとわかっていても俺の体は拒否反応を起こすほど…
「…っはぁ、」
子供が見たら一生のトラウマもんだな
って中学はまだ子供か……
…言っていなかったけれど…そう言う訳で俺は不登校中学生である
幻覚見えてちゃ学校なんて行けないし
そして何より”いじめ”が俺の心を壊したから
…家はお母さんは夜中まで仕事でいなく…
お父さんは海外に仕事しに行っている
…寂しいっていう感情が、少しだけ理解できた。
それと今の時間は何時だろうか
もうお昼ぐらいにはなるのだろうか?
そんなことを思いつつ、壁にかかっている時計を見た
▒▒▒▒▒▒▒▒
「…歪んでいて見えないけど多分4時?かな」
もうこんな時間になるのか、そう思いつつ俺は苦いカプセルと粉を口に入れた。
「「「 ギャーギャー!! 」」」
「…そうか、もう下校時間か」
外から生徒の声が聞こえる
耳が痛い…、
キンキンする、ただの叫び声にしか聞こえないんだから騒がないで欲しい
頭も痛い、
肺も痛い……息が上手くできない
…
「なんで俺生まれてきちゃったんだろ…」
そんなクソみたいなことを思ってると家のチャイムが鳴った
フラフラしながらも立ち、インターホンを見てみると幼馴染のBrが立っていた
episode 2 へ続く