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主「普通に自分で考えたストーリーあげてく」
主「あの消えたOCのベルとボルのやつだぜ」
略してゲキュヒロ(?)
1話
1章 日常
私は中神優羽。
この名前は自由で人には優しい良い子という意味らしいが…。
実際には、男女問わずにケンカを売ったり、暴れまわる、どこにでもいる(?)中学生である。
私は元々、この名前の通りに生きていた。
小学三年生くらいまでは。
だがしかし、小4の頃、友達の影響なのか…。
カッコつけたがるようになる。
悪魔のようにカッコよく、ね…。(中二病じゃねえぞ!)
まぁでも、元に戻ろうと何回も頑張ったけどさ、無理だったからねぇ。
今は別に、そのままでもいいかと思っている。
あ、そういえばね、この優羽は!
たまには名前の通り、〝天使”の性格の時もある!!!
人見知りだからだ!
知らないとこだと悪魔モードは発動しない。
余程慣れないとダメなのである!
だからまぁ、最初の頃の方のままならモテたのにとか、友達だったのにとか、変だと嫌がってら奴とかはいがちだ。
でも仲間多いから☆
しかし今日も学校めんどかった〜。
授業中は隣ん席のチャラ男と喋って聞いてなかったしなぁ。(まぁ名前忘れたけど)
今日も部活もサボったし。
そしてゲームを人の席に乗って安らかにしてたら、クソどもに絡まれケンカをする。
いつも通りに面倒。
さっきまでケンカをしていたうちの1人の隣の席のちゃら_上岡…なんちゃらがグウスカと寝ている。
下の名前なんだっけ。
キラキラネームだったのは覚えてる。
ちなみにこいつ、めちゃくちゃ背が高くてイケメンだ…が。
ヤンキーパリピ野郎である。
顔はいいのにモテない可哀想な人間である。
斜め横を見やれば、喧嘩中にも関わらず、気にせず読書を楽しんで夢中になっていた_朝日 町(あさひ まち)も気付けば寝ている。
他のちゃらどもはどこかに行ったらしい。
上岡と町が寝ているのを眺めていたら、なんだか眠くなってき……た…
2章 サバイバル場
ここはどこ?
ん?
前を向けば、偉そーなデブ熊がいた。
なんだこいつ?
声を出そうとしたら、肺がぎゅうっと痛くなる。
「」
「大丈夫ですか?キメラくん。」とデブ熊。
これを見て大丈夫だと思うかお前は…!!
てか、キメラ?私の名前は…???
誰だっけ…。
キメラ…なのかな?
こいつのこと見覚えねぇけど…。
鏡を見ると…合成獣…!
キメラだ…!
「ごめんねぇ、君、不具合で肺が片方しか創れんかったみたいだよぉまあ、安心してね(?)、あと、ここはサバイバル場で選ばれ者探してるだけだから、楽しんで人殺してねぇ、じゃ!」とデブ熊。
そう言ってどっかへ行った。
「ハア!?ちょ待てよデブ熊!!」
私は叫んだが、もう遅かった。
…と思われたが、あ,そうそうって感じでまたデブ熊が現れた。
「君は赤チームね!じゃ!」
「待てぇ!」私はデブ熊の首を掴む。
デブ熊は真っ赤にしながら、苦しそうに言う。
「主催者を殺すのなしだよぉ!肺、もう一個消すヨォ!?」
と脅されたので仕方なく手を離した。
はぁ…とため息をついて、後ろを見ると…。
もう敵チームに見つかった。
まぁ、大丈夫だろうと思い、瞬殺。
よっわ…!
3章 白チームのライオン
しばらく歩いては殺、歩いては殺…。
地味に楽しい。
ん?あれは?
なんか聞いたことあるような声のライオンと、声が渋すぎて笑える文鳥が激闘を繰り広げてきた。
赤チームの文鳥に加戦すんか。
「おらおらおらー!」
「ひっひっひっひ!」
「ちょい待てこらぁ!ケンカじゃあ!!」
加戦成功だと思った。
が。
「だれでもいいからころーす!」と文鳥。
「「はぁ?」」
ライオンと声が重なる。
おんなじチームの人も殺すっつうのかこいつ!?
多分ライオンもおんなじ気持ちなのでは?
「ふーん、じゃぁ、鳥野郎。この女を賞金にまずは俺と戦えよ」
…は?このライオン何言ってんの?
「うけてたーつ!」
文鳥も(๑•ૅㅁ•๑)
そして何故か私は、文鳥とライオンの激闘を見物させられていた。
のちにやっと決着がついたようで、謎すぎる文鳥は血を撒き散らして消えた。
ちなみにこのシステム微妙にキモい。
てことでなんかライオン(違うチームだけど)と手を組むこととなってしまった。
「じゃあよろしくな」
「…」
で、どっちチームでも構わず殺すこととなってしまった。
4章 最後の敵
月日が経ち_
我らライキメペア、ついにあと1人殺せば2人とも天下である。
強し、我ら。
「あと1人だってよ、俺ら最強やん」
我らの仲はとても良くなった。
「おお、長かったな。ん?なんか、私の体が消えてきて…。」
「あ、そっか女子の天下は君に決まったようだね。じゃあ、俺を見てて。」
と、ライオンが言ったとき、カメの敵が現れた。
「最後の敵、覚悟ぉ!」
カメが突撃してくる。
ライオンはナイフを器用に投げてからかわす。
カメの頭にヒット!
しかし挫けないカメ!
私の意識はデブ熊の座るソファーとこっちの激闘の半々になってよく分からない。
「ライオン、お前は勝つんだ…!!」と叫ぶ。
ライオンが大きく頷いた。
そこで完全にデブ熊ソファーの方に移動していた。
5章 デブ熊とヒーロー
「勝ったのか、肺無し殺し屋キメラくん。」とデブ熊。
「うん、まぁ。」
変な肩書きにされてるのは置いといて、ライオンが勝ったのか気になりつつも、返事をする。
「そうかそうか。長い間、ご苦労じゃったのう。一つお願い申す、選ばれ者よ。」
デブ熊はいつものテンションより重めに言う。
「…なんだ?」
私は恐る恐る聞く。
「君はわしと、愛しのハニーちゃんの後継として、秘密のヒーローになっていただきたい。…キメラくん…。」
何を申してんだこのデブは。
ついにバカになったんだろうか?
そういうとまた肺で脅してくると思ったので、テキトーに「ヒーロー?」と聞いてみた。
「ああ。そうじゃ。キメラくん。わしらは、あの、伝説のヒーロー、茶熊とお八じゃ。」
名前ダサっ…。
んー?なんか聞いたことあるようなぁ?。
「あー…ん?えと…。あー、思い出した。曽祖父がなんかめっちゃ好きだった謎のヒーローか。」
優しい曽おばあちゃんから聞いた話だ。
「えっそんな昔だったっけ!?」
デブ熊はすごい声を出す。
「え?」
「いやー、わし、百三十歳やから」
何を言ってるのだこいつは?
人間は120歳までしか生きれないんだぞ?
細胞の分裂数の決まった数が大体120歳前後でそれを10歳も超えるのは今の化学じゃ絶対無理なのに!
「でな、驚かずに聞けよ?お前はこれからヒーローとなるのじゃ!でな?とりまキメラのヒーローな?後で夢の世界から開放してやるから、そして元の世界に戻った時、指輪が指にはめてあると思う。急いで人のいないところに行って、ヤッホーキメラと言え。そしたらキメラの妖精が出てくると思うから、そいつに色々聞け。」
何言ってんだこいつマジ。
「ではまたいつか、中神優羽くん」とデブ熊。
中神優羽…?私の、名前だ。
なんで知ってるんだろ?
そう思ったが、笑顔で手を振るデブ熊を見て最後に、意識は急に教室の風景だった。
外は暗く、真夜中だろうか。
夢だったのか。
「…ん?」
日付が、寝た日から、2ヶ月以上経っていた。
教室の中には、いつも通り寝ている上岡だけだ。
スマホを見ると、もう夜中の12時をすぎていた。
ふと、手を見ると、例の指輪と思われるものが。
私は急いで一応トイレへ行き、「ヤッホーキメラ。」と例の言葉を言う。
すると本当にキメラの妖精が出てきたのだった…。
1話終