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『はぁはぁはぁ』
『ゲホっゴホッ…』
無惨が消滅し、全て終わった。
なのに…
私は何も感じない。
失明した目が痛いはずなのに、体中から血が出ているのに
息が上手く出来ないのに、
苦しいとか、痛いとか、何も感じないの
(あれ?カナヲ達はどこ? )
カナヲ「……………!」
カナヲ「た…うた!」
カナヲ「全て…終わ…たん…よ!」
カナヲ「うたまで…い…く…ないで!」
(カナヲの声?)
(答えたほうがいいの?)
(なんて返せばいいの?)
(私にはわからない。)
わからないまま、私は眠りについた_____
そして、次に 目を覚ましたら
知らない世界が広がっていた
パチッ
「…」
(ここはどこ?)
(私は死んだんじゃないの?)
そんな疑問が頭に流れ込んだ、
(知らない建物がたくさん…)
(みんな変わった服を着ている…)
うたは路地裏付近で立っていた
体は、傷だらけで、隊服の裾が破れていて、血が付着している
ここは知らない場所、仲間もいない
そう思考した後、私は隊服のポケットをあさった
そこから銅貨と1枚の写真が出てきた
写真には微笑んでるカナヲと私、そして、アオイにカナエ姉さんとしのぶ姉さんが写っていた
(姉さん達……)
反対のポケットあさるとお手玉が出てきた、
アオイが私の為に作ってくれたお手玉。
よく持ち歩いていて無惨と戦うときもポケットに入れっぱなしだったんだ。
(…アオイ………)
私は写真とお手玉をポケットに戻し銅貨を手にし投げた
ピィン
(表が出たら動かない、裏が出たら探索する)
【裏】
「探索する…………どこから行こう」
栗花落 うた
身長 152cm
階級 ?
好物 ラムネ
趣味 カナヲとシャボン玉、お手玉
その他 無感情