あれから、どのくらい時間が立ったのか、そんな事も考えられないくらいに次々と疑問が湧いてくる。
なんでこんなことするの?、なんで花子くんと源くんの事を知ってるの?
寧々:⋯。
こんなとき、源くんなら、どんな事言うかな⋯
“頑張ってください!先輩!”
こんなこと言いそうだな。でも、そうだよね。私がこうしている間にも時間がなくなっていく。よしっ、決めた。
私は源くんと花子くんは犠牲にはできない!!
そう思って、私は黒くなった画面に、額を当てた。
香澄:やっほー。覚悟が決まったんだね。いいよって言うまで、そのままにしててね。
何が起きるんだろう⋯
あれ?なんか力が⋯ぬけて⋯
バサッ
香澄:ごめんね。でも、これもあの子達のためなの。
プツッ――そこから、画面が消えたその瞬間、寧々の魂はその世界で眠ったままになってしまいました。
2話終わり
読んでくださったそこのあなた、本当にありがとうございます。これが1作目なので、上手く書けてるかわからないのですが、
気に入ってもらえればな、と思います。3話も頑張って書きますので、これからもよろしくお願いします。
それでは、さようなら。