コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
〈桜…散る〉
3〜5月に咲く花。
満開の時期がとても短く、数日で花びらがひらひらと落ち始める。花の色は散り際が一番濃く、その後、花弁が一枚ずつ離れていく。風に吹かれて落ちてゆくその様子から、「散る」と表現される。
〈菊…舞う〉
9〜11月、6〜7月、7〜9月、12〜1月に咲く花。
長く咲き続け、花弁が散りにくい。その為枯れると花びらは垂れ下がり、風に吹かれてはらはらと揺れ動く。その様子が踊っているように見えることから「舞う」と表現される。
〈紫陽花…しがみつく〉
5〜7月に咲く花。
咲き終わっても花が散ったり、落ちたりせず、花の色が茶色く変わっても、せん定しない限りいつまでも枝についている。 その姿が枝に「しがみついている」ように見えるため、「しがみつく」と表現される。
〈雪柳…吹雪く〉
3〜5月に咲く花。
風に吹かれて小さく白い花弁一斉に散る姿は、雪が風に吹かれ乱れ降る様子に似ているため、「吹雪く」と表現される。
〈牡丹…崩れる〉
4〜5月、10〜1月、1〜2月に咲く花。
一枚ずつ花弁が離れてゆくのではなく、一気に花びらが散っていく。前日まできれいに咲いていた花が、眠って起きれば あっという間に花の形がなくなることから「崩れる」と表現される。
〈椿…落ちる〉
11〜4月に咲く花。
花びらが一枚ずつ散るのではなく、枯れるまで枝に付いていて、首からぽとりと落ち、綺麗な花のまま終わるため「落ちる」と表現される。 花が首から落ちるのが斬首を想像させるため、「縁起が悪い」と武士の庭には植えられなかった。
〈梅…溢れる〉
2〜3月に咲く花。
梅の木は背が低く、目の高さで咲いている花が花弁より落ちてゆく。そのぽろぽろと落ちてゆく姿が、溢れ出ているように見えるところから「零れる」と表現される。
「零れ梅」とは、零れた梅が木の周りに絨毯のように広がっている様子。
説明文引用…https://ecobin.jp/blog/detail.php?id=1502