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グイ…
俺は総統室の目の前へ来た時
ズッ友だと言ってくれた彼と会うのが怖くなり立ち止まった。
sm「…何?」
…冷たい声。
今まで彼からこのような声を向けられたことがあっただろうか…
向けられるような行動をした自分が悪いのは分かってる。
でも、ほんの数週間前までは…もっと…
暖かかったのに…
そう思っていると彼は何やら小声でインカムの方に話しかけた
しばらくすると総統室の扉が開いた
nk「っ!きんとき、!!」
涙でぐちゃぐちゃの顔をした彼の顔が一瞬にして近づいた。
ギュ!!
nk「もう、、!どっか行かないでよ、、泣」
…なんで…?
なんでこんな優しくするんだ…?
kn「っ、離れて、!」
そう言って押し返してもNakamuは離そうとしない。
強く…強く強く俺を抱きしめていた。
kn「はなっ…してよぉ…泣」
こんな俺を泣いて抱きしめてくれている彼を見ると俺まで涙が出てきてしまった。
その時、久しぶりにスマイルの顔をしっかりと見た…
…彼もまた泣いていた。
スマイルが泣いているところは初めて見た。
声はあんなにキツかったのに、表情は安心したような優しい表情。暖かい目を俺に向けてくれていた。
しばらくこの状態が続いた後、後ろからバタバタと他の奴らの足音が聞こえた
kr視点
sm〈…今きんときと総統室の前にいる〉
っ、!
きんとき…!!
俺とBroooockは今、シャークんの所にいた
br「きりやん…!」
kr「うん、!早く行こ、!」
シャークんはまだ目覚めていないため、俺とBroooockで急いで総統室へ向かった。
もうすぐ総統室…というところで誰かの泣き声が聞こえる
総統室が見えると、3人の姿が目に映った
kr「!きんとき、!!」
俺が大きな声で叫ぶと綺麗な青色の目に涙をいっぱいためている彼と目が合った
…俺の大好きな透き通った青
Nakamuがきんときから離れ、俺はきんときの方へ走り頬を叩いた
パンッ
kn「っ、」
kr「馬鹿野郎!!お前、、お前がいなくなって、、」
「どんだけしんどかったと思ってんだ、、!!」
俺は強く、大きな声で泣き叫びそう言った。
最後に
kr「…生きて帰ってきてくれてありがとう…」
ボソボソと小さな声でそう伝えた
kn「っ、!…ごめん、ごめん、、!」
きんときもまた、泣きながらそう言っていた。