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今日はニキ家で鍋パーティー 。
りぃちょやきゃめ 、 18号も呼んで女研全員集合 。
酒は飲むわ 、 飯は食うわで全員腹いっぱい 。
お腹いっぱいになると眠たくなるのは人間の本能的なもので 、
俺とニキ以外の3人は食べ終わった後 、 直ぐに寝てしまった 。
なので 、 2人だけで片付けをする 。
一段落ついて 、 一服でもしようか 、となったので
ベランダに出て2人で外を眺めながら煙草に火を付けた 。
将来どうしようか 、なんて話をしたり 、 今の女研いい感じだよね 、 とか 。
『 … まあでも 、 俺はほんとに皆に出会えて良かったな って思ってるよ 。 笑 』
「 お前らしくない事言うやん 笑 」
『 うるさいなあ 、 笑 』
『 … ぼびーだってそうでしょ ? 笑 』
「 … まあそうやけど 、 笑 」
『 … 俺 、 女研じゃ無かったら今頃何してたんだろ 、 』
『 YouTube続けてたのかなあ 、 』
「 … 俺だってそうや 、 」
「 … どうなってたんやろなあ 、 」
俺の声は夜の闇に溶け込んで次第に姿を消して 。
沈黙 。
それからも吸い続けているとニキが急に
“ こっち向いて ? ”
なんて言い出して 。
「 … なんや 、 」
そう言いながらふとニキの方を向く 。
すると 、
ふ 、
「 … うぇッ 、 げほ 、 ごほ 、 」
急に煙草の煙を顔に吹き掛けられた 。
「 いや 、 お前何やねん … 、 」
『 … ふは 、 笑 』
『 ぼびー顔おもろ 、 笑 』
“ 誰のせいやねん 、 ”
なんて言いながら前に顔を戻し 、 横にある灰皿にぐりぐりと火の着いていた煙草を押し付ける 。
戻ろーや 、
そう言ってくるりと体の向きを変えて部屋の中に入ろうとすると 、
ニキが肩をぐっ 、と引っ張ってきて 。
『 … いつもありがとうね 、 』
ニキはなんだか儚くて 、 少し寂しそうな目をしてそう言った 。
その後ニキも同じように灰皿に煙草を押し付けると 、 立ち止まっている俺を越して先に部屋に入っていった 。
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