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先輩達に告白された
それも1人ではなく5人からだ
返事は急がないと言ってもらったが俺の頭の中は困惑していた
もちろん先輩達のことは好きだが恋愛としてかと聞かれれば違う気がする
「なんで俺なんだ…」
気になることは山程あるが時間も時間で夜の10時半、とりあえず寝ることにした
翌朝、アラームがなるより先にベッドから起き上がる
2度寝もたまにはありかと思ったがせっかくの休日なので早起きすることに
どんな感じで接するか迷ったがとりあえずいつも通り洗面台へとむかった
「…はよ」
「おはよ」
「おはようございます!」
そこには既に白布さんとその隣に川西さんがいた
「朝から五色に会えた…」
「…へ、!?」
そう言いながら川西さんに抱きしめられる
「か、川西さんどうかしました 、?」
「別にどうも」
こんなことを川西さんからされたのは初めてで少し驚いたし、同時に恥ずかしい気もした
「顔赤いけど大丈夫?」
と少し笑った様子で言ってくる
「朝からいちゃつくんじゃねぇよ」
機嫌の悪そうな白布さん
ブラックホールの様な目でこちらを見る
なれたっちゃなれたけどやっぱり怖い
「朝飯食べに行くぞ」
そう言い川西さんと洗面台を出ようとしたその時
「…五色」
「はい?」
「こっち向け」
「なんで……」
俺が全部を言い終わるまでに白布さんの顔が近づいてきた
反射で目を瞑ると口にふにっとした感覚がくる
「…ぇ、今、」
「かわい」
「じゃまた食堂でな」
あまりにも突然過ぎで理解が追いつかない頭
え、いまちゅーされたな、口になんか触れた感覚あったし、
鏡でみると自分の顔は恐らく川西さんに抱きつかれた時よりも赤くなっていた
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