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(嘘だろ…正気かよ?)
枕に顔を埋めたまま微動だにしないサンジ。
「おいコック、てめェ顔上げろよ。」
「嫌だ」
「いいから見せろって」
ゾロは無理矢理枕を引き剥がすとそのままサンジをベッドに押し倒すようにして覆い被さる。そして既に指が入っている後孔に再び手を這わせるとゆっくりと動かし始めた。最初は異物感しか無かったのだが徐々に慣れてきたのか次第に快感へと変わっていくのがわかった。その変化を感じ取ったゾロはゆっくりと抜き差しを繰り返すと徐々にスピードを上げていく。
「っ、ァア…」
色気もない掠れた声なら、ゾロも流石に萎えるだろうと考え出来るだけ声を出さないようにしていたのだが、どうしても漏れてしまう吐息にサンジ自身が一番驚いていた。やがてゾロは指を引き抜くと今度は自身のモノを取り出して宛てがいゆっくりと挿入していく。
先程の指とは比べ物にならない質量が押し入ってくる感覚にサンジは思わず悲鳴を上げかけたが何とか飲み込んだ。
(クソ……痛ぇ)
痛みに耐えるようにギュッと目を瞑るサンジだったが不意に耳元で囁かれた言葉によって一気に力が抜けてしまった。
「…女みたいだな」
「なっ……!!」
「いや、悪い。」
ゾロは慌てて謝罪するがサンジは怒りで肩を震わせていた。
「…てめェ、後で覚えてろよ。」
「あ?何か言ったか?」
「何でもねェよ!」
サンジが叫ぶと同時にゾロは一気に奥まで突き入れた。その衝撃でサンジは一瞬意識を失いかけたもののすぐに現実へと引き戻される。打ち付けられるような感覚と、耳元で揺れるゾロのピアスの音がやけにうるさく感じて思わず耳を塞ぎたくなる程だ。だが両手を一纏めに掴まれている為それも叶わない。
次第に腰の動きが早まるにつれてサンジの口から漏れる声も大きくなっていく。
やがて限界を迎えたのかゾロは一層深く突き上げた後、そのまま果てた。それと同時に中に入っていたモノも引き抜かれると、栓を失ったそこから白濁した液体が流れ落ちる感覚にサンジは身震いするのであった。
「…っ、は…」