いつも8時までには登校してる
今までは親友のゆのちゃんの一緒にいってたけど
とうとうゆのちゃんは
「●●さんと一緒に登校していい?」って言ってきて
最初は絶望したが
まぁ仕方がないよ
そんな素振りしてたんだから
鈍感な私でもわかるよ
いやだって言葉をグッとこらえて
「全然大丈夫だよー」
「●●さんと一緒に登校していいよー」
といった
それからは1人
ずっと独り
教室に向かう足は重くて
毒がじくじくと入り込んでいるように思える
まるで自分が
白雪姫の毒林檎かのように思える
学校ではいつも多分
楽しくやってる
友達と話して
授業をして
給食を食べて
絵を描いて
多分楽しい
ゆのちゃんは話しかけてこない
目が合ったら気まずそうにしてる
苦しいなぁと思うけど
笑顔を作って大丈夫なように思わせる
通学路は車が沢山あって
人がいて
高校生が自転車に乗ってたり
面白いなぁと思う
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