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プリステラ襲撃数日前ー レグルス視点 「おい!184番!笑うなと言っただろ!まったく、あと数日したらまた新しい妻ができると言うのに結婚式の準備はまだできていないのか、それにまだ184番の指導も出来ていないと言うのか、だけど次の妻は楽しみだ!なんせ前のハーフエルフは妻にしようと思っていたらなんてクソみたいなやつだ!だがそこの席も同じハーフエルフの子で埋まる、あの子はきっと顔も可愛いし処女であるだろう、だがその前に問題は山積みだ、」さっきから何かを言っていた白髪の男ーレグルス・コルニアスの前に妻にしようとしているハーフエルフの写真に目つきが悪くこの世界じゃ珍しく黒髪をした少年が映っていた「ん?この子の隣にいるこいつは一体何者だ?どこかで見覚えがあるような気がするんだけれど、こいつは!怠惰と白鯨を倒したやつじゃないか!僕には遠く及ばないと思うがこいつがいると後々面倒なるだろう、ハーフエルフを子を連れてくる前にこいつを捕らえておこう!」こんなことを言っている間に黒髪の少年ーナツキ・スバルは呑気にプリステラはどんな所だろうとエミリアと話していた。
プリステラ初日ー スバル視点
「ベア子ー!本っ当にプリステラ楽しみなんだけど!」スバルはそう言うとベアトリスの髪の毛をびよーんと伸ばし楽しんでいた。
「むぎゃーー!ス、スバルちゃんと持つかしら!?スバルは嬉しかったらベティーも嬉しいけど、これは危険かしらああーー!?」ベア子本当にお前ってやつはああ!「ナツキさんちゃんと持ってくださいいいいい!」そう言いながら馬車の中はワイワイとしていた。だけど皆、プリステラには誰一人として行ったことがないのでスバルと同じように皆ワクワクしていたり楽しみだと思っていた。そんなこんなで無事に着いたエミリア陣営はアナスタシアが用意した場所まで向かっていた。そして着いて他陣営の方々に挨拶を済ませてアナスタシアからここに読んだ理由を聞いた。どうやらそれぞれの陣営に違う理由があるらしく、エミリア陣営はエミリアの結晶石を取引してくるものがいるらしく、クルシュ陣営は暴食の件でここに呼ばれたらしい。「なら今からパックとエミリアたんのために頑張って取引しにいくぞー!」「もう、スバルったら私のこのことになるとすごーく急ぐんだから」「だって君の喜んでる顔が俺が惚れ込んだ顔だから早くその顔にしてあげたいんだよ!」スバルが歯を見せながら笑うとオットーとベアトリスは呆れたような顔を、ガーフィールはさっすが大将だぜと言い、エミリアは少し驚いた後ふふっと笑った。この後に今までにないような地獄を見ると言うのにそうだと到底思えないような状況だった。
そうスバルが言った後に一同は取引先の所に行っていた、だがスバルが船酔いをしスバルとベアトリスだけ降りることになった。
「うえー、本っ当にきもちわりー、」「スバル大丈夫かしら?頑張ってベティーが支えるのよ」「ベア子は本当にいい子d、うげえ、」こんなふうになってるスバルをどうすれいいのか分からないベアトリスがあわあわとしていると「そこのお二人さん、どうしたんだい?片方はとても体調が良くなさそうだけど」そう声をかけたのは白髪の男性だった。
「ああすまねえな、ちょっと船酔いしちまってよ、」そうスバルが言うと「へえ、それはとても好都合だ」次の瞬間ベアトリスの横にいたスバルが白髪の男に抱き抱えられていた。「ベティーの契約者に何をするのかしらッ!ミーニャ!」白髪の男に大量の紫色をした結晶が降り注ぐ、ーだけど男には傷一つ付かなかった。「いきなり何をするんだ!?何も話を聞かないなんて僕の権利の侵害じゃないか!まあだけど大切な人を奪われたんだからそうなるよね僕が悪かったよ、僕は大罪司教強欲担当レグルス・コルニアス、いきなりで悪いけれどこいつはこちらで捕らえさせてもらう」その言葉を聞いた瞬間ベアトリスは血の気が引いた、契約精霊にとって契約者がいなくなれば死活問題なのだ。
「そんなことは絶対にさせないかしら!ミーニャ!ミーニャミーニャミーニャ!」「やめろベアトリス!グハッ、」スバルが言葉を発した瞬間レグルスに腹を殴られた。意味がわからないなぜ腹を殴られたと考えるうちに気持ち悪さと痛さが混じって意識が朦朧とし、気を失ってしまった。
次に、スバルが起きた時は見たことのない薄暗く、ベットしかない部屋にいた。
「ここは、一体どこだ、白髪の男に腹を殴られてそれで、もしかして連れ去られたのか!?もしも俺がいない時にエミリアに何かあったら、」ぶつぶつ言ってるうちに人が近寄ってきている足音がした。
「ああ、やっと起きたんだね」と聞こえた振り返るとレグルスがいた。
「なんで俺を連れ去ったんだ?ふつー連れ去るんだったらエミリアとかクルシュさんだろ?なんで俺なんだよ!」
「それは君がいると面倒になると考えたからだよ、だって君怠惰と白鯨を倒したやつだろ?あのハーフエルフの子を連れてくる時にめんどくさくなりそうだしね。だから足と手を切ってここから逃げ出せないようにしようかなと」「は?」「だってそうすれば君は今度から君は戦うことすらできないだろう?」
なんつーことを言ってんだこいつは、手足をなくす?意味がわからない。
それを言ってレグルスは扉を開けた。その瞬間スバルは逃げ出した、だけど動いてる気がしなかった自分の足を見た
ーそこには足はなかった
「え、あ?俺、足、」「ねえあのさあ扉を開けて早々に逃げ出すのはないんじゃないの?話をちゃんと聞かないのは僕の権利の侵害だ!だからお仕置きとして足を切らせもらったよ」
確かに後ろを見たら俺の両足があった。
それがわかると激痛が走ったジリジリと痛みがどんどん出てきて泣きそうになった。いつも死に戻りでそんなに痛みがなかったが今回は死に戻る為の“死”のトリガーが発生しないせいでずっと痛みが続いた。痛い痛い痛い痛い痛い痛いそれしか考えられない。それが痛みのせいでレグルスの話を全然聞いていなかった、それがダメだった「あのさぁ、話聞いてる?人の話を聞かないのは権利の侵害だ!」そういうときいきなり切ったばかりの足の断面をグリグリと足で踏みつけ出した。
「いっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ!!やめろお゛お゛お゛お゛ぉ!」痛くても泣き叫ぶしかなくて何もできなくて、英雄でもスバルはまだ17歳なのだ、17歳の少年には両足を切られた足をどうすればいいのかも分からなくてただただ泣いて泣いて泣き叫んで悲鳴を上げることしかできないのだから。
「ふ、怠惰を倒したと言ってもやはり足を切り離して痛みを与えれば何もできないのだね、だけど僕はもう行かなくちゃいけないんだあのハーフエルフの子を迎えに行く準備をしなくちゃいけないからね」
「エミ、リ、アに触れるんじゃ、ねぇ!う゛っぐ、」
「これ以上何か言うんだったら次は手だけどどうする?それか痛みがもっと欲しいのかい?」
「く、そぉ、」痛み耐えられなくなったスバルは気を失った。目が覚めたら死に戻ってますようにと、