この物語は仮説です。実際に実行することはおすすめしていません。
ではまず、「壊す」ということについて説明したいと思います。
この物語の「壊す」とは人格破壊を指します
一般人と同じような行動ができなくなったらその異常状態を人格が破壊された状態となります。
最も壊しやすいのは、情報源が少ない、正確な知識が入りにくい状態の人間。
純粋で、真っ白で、染まりやすいー。
そう、例えば子供です。
大人と十分な信頼関係が築けていないと尚良いです。
子供は真っ黒な嘘を吹きかけても疑うことなく脳にインプットします。
それがどれだけ自分に有害だとしても。
インプットした情報はアウトプットされ、更に脳に刻まれます。
それを繰り返し行い、十分脳に刻まれたタイミングで真実を伝えてみましょう。
「その情報は嘘なんだよ」と。
信じ込んでいたものがまさか嘘だなんて考えもしなかった子供は高確率でパニックになります。
パニックになったその瞬間に新しい嘘を吹き込むのです。
真っ白になって、混沌の底にいる子供に手を差し伸べるのです。
「私こそが正解だ」と刻みつけるのです。
濃く、深く、何があっても無くならないように。気づかれないように。
対子供人格破壊実験はこれにて終了です。
なにがあっても離れない最高の眷属の誕生です。お疲れ様でした。
では対大人だとどうなのでしょうか。
大人は情報報源もありますし、ある程度の正しい情報がインプットされている状態であることが多いです。
大人が大人に対してこの実験を行う場合、この「ある程度の正しい情報」を覆す必要があります。
なぜなら「正しい」を知っている状態で洗脳するのは難しいからです。
では、一般的会社員の場合、その人の状態、その人が居る環境を知り尽くす必要があります。
その人のことを知り、弱みを握り、酷い事をしましょう。その人にとって大きなトラウマになるように。あるいは、トラウマをえぐるのも良い方法と言えるでしょう。
従順になるよう躾ける方法が見つかりましたね。
では、ニートと呼ばれる方々はどうでしょう
暇人は必ずインターネットに集まります。
読者の皆様はインターネットで、人を操る方法をご存知ですか?
正解は「敵を作ること」です
インターネットに暇人が集まる理由。
それは「自分の無能さを自覚したくないから」です。
だから人は自分の無能さを見ないために他人の無能さを見て優位に立とうとするのです。
何も変わらないのに、です。
それだけ怖いのでしょう。
おっと話が脱線してしまいました。
要するに誰もが共感する巨大な敵を作るのです。
主語の大きい批判をすると簡単に作れます。
「〇〇という宗教団体が税金を巻き上げている!」と世界に呼びかけるのです。
うまく行けば、納得、批判、どちらの意見も得ることができます。
そのようなある程度の団結を持った団体をいくつか作り、そしてこう言うのです。
「これらの現象は全て▲△が仕組んだ!」と
そうすると大きなニュースに載れれば有名になりもっとたくさんの信者を作成できます。
そうすれば何を言っても鵜呑みにする無能を作り出すことができます。
これにて対大人人格破壊実験は終了です。
最後に話したインターネットでの集団作成方法は集団心理学というものを応用することでもっと質の良い集団を作成することができます。
皆様、情報は大事ですが、正確さも忘れぬよう忠告しておきます。
それではまたいつか
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!