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Ⅴ
今日は、
まず、桜乃さんの家に向かう。
『おはよー、待ってたよ…』
桜乃さんがいた。
あれ、
元気がない?
桜乃さんは大きなあくびをして、目を擦っていた。
眠いのかな、
『さぁて、行きましょ〜、』
ちょっと、ふらふらしながら歩く。
そっちは逆だけど…
このままじゃダメだろう。
なら、
僕は、銃に手を重ねる。
『う、うわアァァァァァァア‼︎』
桜乃さんが大声をあげた。
『おはようございます、桜乃さん。』
僕はにっこりと笑って言った。
『こここ、こわあぁ‼︎やめてぇえ‼︎』
『眠そうだったので、眠気覚ましにと…』
『死ぬかと思ったから!お願いやめてぇ!もう目、覚めたから!』
桜乃さんにとっては初めての剣士。
そういえば、
『桜乃さんは、今まで仕事とかしてたんですか?』
気になったので訊いてみる。
『えっと、ついこのあいだまでウチの親が働いているとこで働いてたけど、剣士の方がやりたかったからやめたの。』
『え!大丈夫なんですか?』
『うん。人手はたくさんあるみたいだからね。』
そうか…
そっちのことも、もっと考えておけば良かったな。
申し訳ないな。
そんなことを話しているうちに、
剣士署についた。
『ここが、剣士の!』
『はい。』
桜乃さんはワクワクしているみたいだ。
中に入ると、
『銅が言ってた人ってその人か?』
如月さんがいた。
『はい、桜乃さんと言います。』
『初めまして!桜乃美亜と言います!よろしくお願いします!』
桜乃さんが如月さんに自己紹介をする。
『おう!よろしくな!俺は、如月蓮夜だ!』
如月さんも自己紹介をした。
『俺たちと同じ隊になれるかなぁ、』
如月さんが言う。
『どうでしょう、』
それは、わからない。
『んじゃ、まずは鬼塚さんのとこに連れてった方がいいだろうな。』
ということで、鬼塚さんのところに行く。
どちらにいらっしゃるのだろう。
歩いていると、鬼塚さんを見つけた。
『おはようございます!鬼塚様!』
『おはようございます、鬼塚さん。おととい言った方を連れて来ました。』
『おはようございます…』
桜乃さんの声の勢いがなくなっていった。
鬼塚さんは桜乃さんを見る。
『あぁ、今日からよろしくな。』
『あ、えと…桜乃美亜と言います…よろしくお願いします…』
『あとはお前たちに任せたぞ。』
鬼塚さんはそれだけ言って、どこかへ言ってしまった。
また、朝礼の時に言うだろうか。
『さて、事務所に行こうぜ。』
皆で、事務所へ向かう。
『さっきの人、怖かったよぉ〜』
桜乃さんが身体を震わせながら言った。
『わかるわ〜、マジで怖いよな!』
『ちょっと圧が強いと言うか!』
2人が話している。
この2人、結構気が合いそう。
そんなことを考えた。
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