あまり目立たない画像ですが、、閲覧しに来て下さりありがとうございます
夕方頃。ひとけのない場所を歩く。
稀に流れるそよ風と共に甘い香りが鼻に入ってくる。
その良い香りに釣られて足を運ぶ。
辿り着いたのはあまり目立たないカフェ。木のいい香りがする。
『月くん。』
聞き覚えのある声が耳に入り,声のする方に目を向ける
「竜崎?偶然だな。」
『そうですね。やはり月くんもプリンを食べに来たんですか?』
「否,何か決めて来た訳では無いんだ。あぁ、、相席いいか? 」
『どうぞ。 』
窓際のソファー席にゆっくりと腰を掛ける
「それにしても,,頼みすぎじゃないか,,?」
『別に普通です。それとこれ。メニューです』
「ありがとう。,,,,,うーん。プリンか」
『生クリームを付けるともっと美味しいですよ』
「ならそれにするよ」
開いたメニューを閉じ,元の位置に立てる
「店員さーん。」
「このプリン生クリームトッピング。それとカフェオレで」
《かしこまりました少々お待ちください!》
《お待たせしました。プリンの生クリームトッピング,それとカフェオレです》
「ありがとうございます!」
透明なお皿に乗った少し弾力のあるレトロなプリン。そこに生クリームが乗っている
スプーンに力を入れ,1口分のプリンをすくう。
生クリームが上手くスプーンに乗らなくて手こずっていると竜崎がクスッと笑った。
「何か面白い事,あったか?」
『いえ,,, 苦戦してる月くんが少し面白くて,,,笑』
「,,,,,馬鹿にしてるのか?」
『そんなことはありませんよ,,笑』
「,,,,」
なんて話している間に生クリームが緩くなり,少し水っぽいカラメルと絡む。
カラメルと混ざりマーブルカラーになった生クリームはさっきよりもスプーンに乗りやすく,
口に運ぶと少しほろ苦い。カラメルが舌にとろけて絡まり,その後に口の中いっぱいに甘みが広がる。
「たしかに,,,美味しいな」
自分の注文した物を食べ終わり,食べるものが無くなった竜崎が
スプーンをくわえ,僕のプリンをじっと見つめる
「なんだよ,,食べたいのか?」
『はい。1口欲しいです』
自分で頼めばいいものをなぜ僕の物にこだわるのだろうか,何か考えているのか?
「まぁいいけど,,」
そう言い僕は自分のスプーンでプリンをすくって,竜崎の前にスプーンを伸ばす。
『ありがとうございます。美味しいです』
ぼーっとしている竜崎の鼻からだらーっと鼻血が垂れる
「鼻血が垂れてる、、大丈夫か竜崎?!」
『,,,,,関節キス』
「はっ,,?!」
ぶわっと顔が熱くなる。
男とキスをしてしまった,,?男と,,男と、、?
「知っててやったのかよ竜崎!!関節キスだとはいえ,,,は、恥ずかしいだろ」
『私も男の人にこのような感情を抱くことは初めてです。』
「,,,,,」
『,,,♪』
僕の赤くなった顔を見た竜崎が何故か少し微笑んだ気がした。
どうも映です。これ書いてる時竜崎が変換でリュークになるミスを大量にしてしまいました。
応援ください(笑)
コメント
4件
わー!!文章の書き方大好きです~!!!応援してます❤️🔥❤️🔥投稿頑張ってください~!!!🥵💗
L月の間接キス尊い!!!!!!!また話楽しみにしてます!!