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(前の続きです。)
「あぁ、お腹すきましたぁ。」とユンはお腹を擦る。すると、ギュルルル~。とお腹がなった。「わ、私ではありませんよぉ。」とユンは手を振る。
「私も違いま、、、」とグアンは言いかけた。そう、グアンは気づいたのだ。これは緑緑の音だと。
「わ、私、、だ。」と緑緑は目を逸らし、手を上げる。…………。としばらくの間、沈黙がながれる。
「そろそろ、夕餉でしょうか。」とグアンが言うが肩がふるふると震えている。、、、。笑っている。その横でユンの口はぎざぎざの弧の字になっている。こっちもか。
「そうだな。そろそろだな。」
「そうですねぇ。」
と会話するがすぐに終わってしまった。
気まずいな。緑緑は膝の上の手を強く握る。コンコン。「はぁい。今行きますよぉ。」とユンが扉を開ける。「どうぞ。」「ありがとうございますぅ。」と下女2人からお盆を受け取る。「では。」と下女2人が口足らずに言うと本邸へ帰って行った。「美味しそうですねぇ。」とユンが目をきらきらしている。「頂ききましょう。」「はい!」とユンが勢いよくお盆を置く。「危ないですから気をつけてくださいね。」「はい!グアンさん!」緑緑は相変わらず粥と汁物だ。グアンとユンは粥と小籠包、汁物だ。「頂きます。」と緑緑は粥を匙ですくって食べ始める。「んんんー美味しいですぅ。」とユンは小籠包を食べている。「グアンさん、これ食べないならもらいますねぇ。」とユンはグアンの小籠包を二つ取り一気に口に入れる。「いいですけど。熱いですよ。」とグアンは流石の優男だ。「んん!あ、熱いですぅ~!」とユンはグアンの予想通りの反応をした。「水ですよ。」とグアンはユンの杯に水を注ぐ。「、、優しいなぁ、、、」と緑緑が呟いたのをグアンとユンは聞こえていたが無視した。