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こっからストーリーどーしよ………
別れてからずっと考えてた。孝支が突然別れようなんて言った理由。
いつものように「冗談だよ!!愛してる」って言ってはくれなかった。毎日が少しだけ色褪せた気が、確かにした。
それから月日はすぎ、私達は卒業した。
仲の良かった後輩に泣かれ、同級生たちからは「いつかまた会おう!!」なんて確証のない言葉をかけられた。
私はまだ 孝支のことしか頭になかった。
私は今、21歳だ。今は短大を卒業して一応立派な社会人として生活している。
でも今もまだ孝支のことを考えている。
「あっ、」
そういえば、孝支と約束したっけ。
「ねぇ孝支」
「ん?」
「私たちが22歳になる年の元日にさ、またこの公園に集まろうよ!」
彼はいいよ、と返してくれた。
こんなこと約束したなぁ、でもなんで今思い出したんだろ、と思う。
そいえばこの約束って来年じゃん。しかも今年ももう12月だし。
覚えててくれてるのかな、不安になりつつ今年も一年を終える準備をした。
私は今東京住まいだから、大晦日は実家に帰ろう、そして私たちの思い出の公園に行こう。
固い決意と微量の不安を持ちつつ年越しをした。
うーん…………
あれ、もう朝か、と目が覚める。
いつもと同じ行為のはずなのに、特別感があるのは元旦特有の現象だ。
「いってきまーす」
あれ、お母さんに行ってきますを言ったのはいつぶりだろうか、と思い申し訳なくなってくる。
それはともかく早く公園へ行かなければ。
まあ、これで彼が忘れてたら元も子もないけどね。
ふう………
家からほど近いところにあるのに少し疲れてしまった。在宅ワークで体力が落ちているのだろう。
あの桜の咲く公園。私たちの思い出の公園。
学生時代の思い出にふけりながら暇つぶしをする。
孝支、やっぱり忘れているんじゃ、と後ろを振り返った瞬間。
心臓が止まった。いきをしている感覚もないのかも。
後ろにはちゃんと孝支が立っていた。
「久しぶり!!」
彼の笑った顔は昔も今も変わらない。
もう言葉はいらない。顔を見ただけで彼の思っていること、感じていることが分かる。
それは彼も同じ。
2人で泣きながらハグをした。
「なんで別れたのよ、」
嗚咽の混ざる声で聞いた。
「ごめん」
「俺がいたら迷惑だと思ったんだ。
○○は友達も多いし、俺が近くにいることでトラブルに巻き込まれたら嫌だったから。」
そっか、そんな理由だったんだね。
話してくれてありがとう。孝支。
でもね、と私は続ける。
「孝支は私のことを想ってした行動だったんでしょ?じゃあ嬉しい!!」
寒い寒い真冬。こんなおめでたい日に孝支と会えることが私の一番の幸せ。
「これからも永遠に一緒だからね!!」
2人で約束をした。
これは永遠にちぎれることの無い約束だ。
〈追伸〉
読んで頂きありがとうございました!(´▽`)
主的にもだいぶ長くなってしまった上に、 最後は主のゴリ押しで完結させてしまうという結果に………
ほんとにごめんなさい💦
でも読んでくれた人たち、ほんとにありがとうございます😊
次は彼氏目線書きます!!今後共よろしくお願いいたします🙏