藍 side
いまさっき 祐希さんと喧嘩をしてしまった
原因は …… 誰が悪いのかわかんないけど 、!!
多分 祐希さんが悪い …
最近 マサさんとの時間が段々と増えてきてるから不安になってるっていうのを 祐希さんに伝えたら
--- んー …
って返事だけ 。
彼女の僕が祐希さんの憧れの先輩に負けた … ?
そう思った瞬間 悲しい気持ちと不安な気持ちが混ざったからソファーに座ってる祐希さんにハグをしたら
--- んー 、藍邪魔くさいよ 、今マサさんと連絡してるから …
明らかに僕の優先順位が下がってることがわかった
もう祐希さんは僕に飽きたんだ 。
なら 、僕と別れてマサさんと付き合えばいいじゃん。
藍 ( もういい )
僕は祐希さんから離れ ジャンパーと携帯と財布を持ち 家を出た
祐希さんの声が聞こえた気もしたけど 、それは僕の幻聴だったのかもしれない
マサさんのことが好きな祐希さんが僕を追いかけるわけがないよ
藍「僕だけが好きだったとか … 早く気づけばよかった 、」
僕は 祐希さんとの思い出の場所でもなく 、
誰も知らないような静かで広い公園に来た
近くのベンチに座り我慢していた涙がどんどん出てきた
藍「っぐす 、 ぅ … っ 、」
夜の風は冷たくて 、 体が冷える
僕の目に映るあの月が 自分みたい
祐希さんはいつも輝いていて 太陽みたいな存在
月が太陽に追いつけるはずがない
ほんとに僕たちみたい …
祐「らーん!!」
祐希さんの声 … なんで 、
マサさんは … ?
どんどん近くなってくる声にビクビク怯えながら
見つかったら怒られるかな、振られるかな
なんて 不安ばかり積もる
祐「藍 … いた 、 」
藍「ゆうきさんなんでここに ッ 、」
ギュッ
藍「ぇっ 、」
祐「心配したよ 、 急に居なくならないでよ」
藍「だって 祐希さん マサさんばっかり 、」
「僕 悲しかったのに 、 ゆうきさんが … っ 」
祐「藍 、ごめん … ちょっと集中しすぎた」
「悲しませるつもりはなかったんだよ 、」
藍「ゆうきさん 、マサさんが好きなんでしょ っ ?」
祐「ぇ?」
「俺は藍が好きだよ ?、」
藍「でも 、明らかに僕の優先順位下がったし …」
「最近ずっとマサさんばっかりじゃないですか、」
祐「ごめんね 、ほんと 」
「久々に連絡来たから… 喋りすぎたね、」
「俺が好きなのは藍だけだし 、今回はほんとにごめんね」
「だから 、また俺のところ戻ってきてくれる … ?」
藍「戻ります … 、けど 次また僕を悲しませたらこれ以上酷いですからね っ 、」
祐「藍が悲しむようなことはもう絶対しないって約束するよ」
藍「っ、おねがいします、」
その日から祐希さんは ……
祐「らーん 、 何してるの?」
藍「それ今さっきも聞いてませんでした ?」
祐「そんな事ないよ」
藍「祐希さん今忙しくないんですか?」
祐「うん」
「だから藍と遊ぼうとしたけど藍が忙しそうだね」
藍「っ!忙しくないです!!構ってください!!」
祐「笑 、おいで 」
前より藍くんに甘々になったとか … ? ♡
コメント
5件
てぇてぇ
も〜〜めちゃくちゃ好きです!🥹 次作も楽しみにしてます!♡
祐藍、尊,,,,最高すぎる!