💛「で、今に至ります」
💚「…」
💚(見られてた…)
💜「で、お前はすちに会いに来たのか」
💛「そうです」
💜「じゃあ用が済んだら帰れ」
💛「……いやです」
💜「は?」
💛「せっかくまた会えたのにすぐに別れたくは無いです…」
💜「あのなぁ…お前自分の村の言い伝え知らないのか?」
💛「知ってますけど…俺信じてません」
💚「えっ…?」
💛「人から産まれた子なのに赤色の目ってだけで生贄にされるなんて…おかしい」
💚「!!」
💛「?どうしたの?すちくん」
💚「…いや、そう思ってた人は俺だけじゃなかったんだと思って…」
💛「すちくんも思ってたんや」
💚「うん、よかった…」
💛「……ねぇすちくん」
💚「?なに?」
💛「村から離れたところで住まない?」
💜「は?」
💚「え、」
💛「俺はあの村が嫌い、すちくんは?」
💚「おれは、」
💜「まて、」
💛「なんですか」
💜「何勝手に話進めてんだ。」
💛「あなたには関係ないです」
💜「俺はすちの恋人だぞ?」
💛「えっ…」
💜「今の俺にはすちが必要だし、すちがいないと生きていけない。 」
💜「毎朝起こしてもらいのも、すちの美味いご飯を食うのも、背中流してもらうのも、すちの笑顔見るのも、全部俺だ。」
💜「誰にも譲る気は無い。」
💛「…」
💜「お前がすちを好きだろうがなんだろうが、俺は下がる気は無い。」
💛「…すちくんと少し二人で話してもいいですか」
💜「ダメだ」
💚「いるまちゃん…話だけ聞いてみよ?」
💜「………5分だ…」
💛「え?」
💜「5分だけ時間をやる…その間に話せ」
💛「!ありがとうございます!」
💚「ありがとう、いるまちゃん」
💜「後で、いっぱい構えよ…ボソッ」
💚「ふふっ…わかったよニコッ」
💚「話ってなぁに」
💛「世間話がしたいだけや…」
💚「え…?」
💛「…きっとすちくんはいるま様を選ぶやろ?だから少しでもすちくんと話すための悪あがきと、すちくんのお話し相手になろうかなってニコッ」
💚「…」
💛「…彼氏さん相手やと話しずらいこともあるやろうしな」
💚「…へっ?///」
💛「って言っても会ったばっかりの俺にも話しづらいかw」
💚「…みことちゃんになら」
💛「みことちゃん…ボソッ」
💚「あ、嫌だった?」
💛「!いやいや全然!嬉しいよ!」
💚「なら、よかったニコッ」
💛「ふふっすちくんは可愛いな」
💚「かわっ///そんなことっ///」
💛「いるま様はそういうところに惚れてるんやろうな」
💚「いるまちゃんが…?」
💛「ん、悔しいけど2人とも幸せそうや」
💛「すちくんの幸せを会ったばっかりの俺が奪ったらあかんしな」
💛「もうそろそろ5分経つし、最後にこれだけ言わしてな」
💚「…?」
💛「すちくん、一目見た時から好きです、幸せになってな」
💚「!うんっ、ありがと!」
💛(あぁ、好きやなぁ)
💛「じゃあそろそろ行こk」
💜「すちっ!!ギュッ」
💚「んわぁ!!ボフッ」
💜「何もされてないか!?変なこと言われてないか!?」
💚「だ、大丈夫だから!」
💜「ほんとか!?」
💛「俺をなんやと思ってるんや…」
💛「ほなね、お2人さん」
💚「…みことちゃん!」
💛「なんや?」
💚「また来る?」
💛「……いやっ、これで最後やっ!」
💜「一応こいつは村の人間だ、この行動がバレたらマズイ事になる」
💛「そ、あと、2人の幸せに俺は必要ないしな!」
💚「…そっ、か…」
💛「じゃあねっ!すちくん!」
💚「うんっ、ばいばい!」
💛(あーあ、失恋や…)
💛(でもなんでか悔しないな…後悔せんでよかった…)
💛「…あんなん勝てへんわ…w」
コメント
3件
ほんとに黄くんが負けヒーローで失恋してるのがほんとに好き…癖です!!書いてくださってありがとうございます…!愛してる!!!!!!
いるすちもみこすちもてぇてぇからすちがどっちを選んでも私は◯ぬ(?)