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※本作品はvvt様の『マフィアパロディ』nmmnとなっております。※ご本人様方には一切関係ありません。
注意事項
内容
・構成積み木崩れ
・キャラ崩壊
・BL(微)
・🎤×🦈(微)
文章
・初心者
・誤字脱字
・情景描写多め
・読みにくい
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shk「んじゃ、こいつ。きんときがいいわ」
「…え?」
ボスはそういい俺の手首を掴んでその小さな身体へ引き寄せ腰辺りを抱きしめる。
ボスの御髪が耳にあたりくすぐったい。
…なんて考えいる場合ではない。
俺が?え?なんで?無理だよ?
nk「その子だね?分かったよ。それじゃあ3日後に向けて準備を進めないとか」
突然起きた出来事にやっと思考が追いついたかと思えばまた離される。
用事が終わったからか扉へと足を運ぶNakamu様に向けて言葉を放つ
「あ、あの…。」
やっとの思いで口にできた言葉。自分のこのチャンスを逃すまいと思い、続ける
「辞退…って難しいですかね?」
少し気まづい空気が流れ、Nakamu様が振り返り返答を口にする。
nk「寧ろ、出来ると思ってる?」
まぁ。。そうですよねって感じだよな
というか俺、発言許されてないのに発言したよな。結構やばくないか
shk「…きんときは嫌か?」
ボスの方に目を向けるといわゆる、上目遣い状態でこちらを見ていた。
久々に近くで顔を見れた。…また隈が酷くなったように見える。心配だ。
顔をまじまじ見る自分が今、ボスを見下ろしている。その無礼さに気づきすぐさま視線を逸らし答える。
「あ、えっと。嫌ではないんですが、俺にそんな大役が勤まるとは思えなくて。」
上手く言えただろうか?すぐにでも腰を抜かしそうなこの状況下。生きた心地がしない
shk「嫌ではないんだな?」
ボスの圧のある声にたじろいでしまう。
「は、はい」
nk「んじゃ、この話はこれで終わりだね。そういうことでいいよね?シャケ」
shk「きんときも嫌がってないようだからな。俺からは何も無い。」
あぁ。どうしよう。どんどんと話に収集がつかなくなっている。
焦って思考に余裕がなくなっている俺に構わずNakamu様が話を進める。
nk「じゃあきんとき。明日、夕食後の17:00頃に俺の部屋に来て。いいね?」
そんな追い討ちとも言える言葉に、もうどうにでもなれ。という思考に陥った。俺は考えることをやめ流れに身を委ねることにした。
「分かりました」
精一杯、声が震えないように振り絞って返事をする。
同じ”世話係”である先輩が扉を開け
nk「じゃ、またね。きんとき。」
手を振りながらNakamu様が部屋を去る
キィーという音をたて閉まった扉の音を聞いた瞬間。身体から力が抜けていく感覚がしたと思えば膝から崩れ落ちて俺はそのまま意識を手放してしまった。
——————-‐
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扉が閉まると同時に左側に急な重みを感じバランスを崩す。
「お……っと」
きんときの身体が前へ倒れていくのが見える。このままでは頭を強打してしまうと思い咄嗟に前に出て肩を掴みきんときの上半身を持ち上げる。
身長が低いおかげですんなりと彼の内側に入って支えれた。
…どうやら気を失っているようだ
顔面蒼白な彼をみて、彼の置かれていた状況に気づく。…どれだけ怖かっただろうと
自分のした行動に後悔する。たが済んでしまったものは仕方ない。これからの行動で彼への失態を償わなければ。
とりあえず、どこかに彼を寝かせてやりたい。けれどこの精神状態のまま宿舎に残し、独りで寝かせるのは不安が残る。 どこか手軽な場所は無いものだろうか。
ソファー?いや、患者を寝かせるのにはあまりに失礼だ。他に寝かせれるとしたら、
「俺の寝室か…。」
そう思い、きんときを背に担ぐ。
思ったよりも軽くて思わずバランスを崩しそうになる。軽すぎやしないだろうか?ちゃんとご飯は食べているのか?
「よいしょっと…」
なんとかきんときを持ち上げると”世話係”の筆頭が近づいてきた。
筆頭「ボ、ボス。」
他の”世話係”達を見ると顔色が悪い者や固まっている者など、皆それぞれで様々な思考を巡らせてしまっている。
…どうやら不安にさせてしまったようだ。
これからすることをちゃんと伝えてなかった事に反省し改めて”世話係”達に伝える。
「きんときを俺の寝室へ運ぶ。早急に奥の寝室の鍵を開けてくれ。」
筆頭は何か言いたそうな顔をしたが、直ぐに俺の要望に答えるべく他の”世話係”達に指揮を出した。
本当に頼もしく思う。
筆頭「ボス。彼は私がお持ちします。」
まぁ確かに。”世話係”達からしたら主人に同業者の不始末を任せるのは看過できないだろう。
だかしかし、この状況を作り出したのは俺の不手際によるもの。そして彼の面倒をみるのは主人としての責任だ。
ここで彼らに任してしまえば俺の主人としての本質が疑われる。
「いや、俺が運ぶ。この状態だ。後に発熱する恐れがあるかも知れない。だから冷物の準備を頼む。」
昔、Nakamuもこのような状況になる事が多くあった。俺はいつも”あいつ”が対応している場面を見ていた為、何をすべきかなんとなく分かる。
筆頭「かしこまりました。」
筆頭は少し考え、俺の本意に勘づいたのかこの行動に納得してくれた。
他の”世話係”が奥の部屋を開けてくれたようだ。はやく彼を楽な体制にしてあげたい。
ベッドの前までなるべく揺らさないようにと思いゆっくりと丁寧に運んでいく
なんとか辿り着き彼をベッド上に寝かす。
ふと、死んでは居ないだろうかと不安になり口元へ耳を寄せる。
kn「スゥ…スゥ…」
一定の感覚で刻まれる彼の呼吸。とても心地が良い。腹の動きや心拍を確かめればいいのだが、呼吸を聞くのが1番安心するのだ。
彼と俺だけの空間。聞こえるのは彼の呼吸と俺の高鳴る鼓動。
「…チュ」
そして申し訳ない程度のリップ音
コンクリートの壁が少しだけ反響させる
彼の額の肌の温度を吸い取ったのか唇が熱い。
「ごめんな。きんとき」
そんな言葉を残し木製の扉を開け近くに居た”世話係”に彼を任せ部屋を後にする。
「…Nakamuの所に行くか」
そういうと冷物を準備し終えた筆頭が身だしなみを整えてくれた。2人ほど”世話係”を伴にするように促されたが断った。
「Nakamuの執務室へ行ってくる。何かあれば無礼は問わない為、何があっても伝えろ」
少し低めの声で、命令する
世話係一同「行ってらっしゃいませ。」
送り出しの言葉を聞き俺は部屋を出た。
部屋の外にでると、肌に染みるように冷たく寒い風が吹く。
「はぁ…。」
鉄の扉をどうしても、もの惜しげそうに見てしまう。今直ぐにあそこへ戻りたい。
そんな気持ちを押し殺しながらNakamuの部屋へ向かう。
コツコツと俺の乾いた足音が響いては奥へと消えてゆく。Nakamuの執務室は人の行来きが多いため中央にある。
Nakamuの執務室へ近づくにつれ人が多くなっていった。
通りで幾人かの構成員とすれ違う。俺はあまり正体を明かしてまで構成員の前へは出ない、その為、殆どの構成員達は何も気にせず自分の役目をこなしている。たまに俺の事を知っている者は軽く会釈をして通り過ぎていく。
周りの反応を見ているうちにNakamuの執務室の前に着いたようだ。
あいつの執務室扉は曇りガラスを基調とした素材、くすんだ水色で目につきやすい。
コンコンコン(ノック音)
木製の扉とはまた違う軽い音を響かせる
「Nakamu。俺だ。開けてくれ」
Nakamuの事を呼び捨てする俺に沢山の視線が集まる。何回味わっても慣れない感覚だ。
nk「えぇ。ボス。お入りください」
Nakamuがそういうと扉が開く
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