TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
ヒロアカホラー小説

一覧ページ

「ヒロアカホラー小説」のメインビジュアル

ヒロアカホラー小説

4 - 第4話事件

♥

38

2025年03月25日

シェアするシェアする
報告する

爆豪班side(切島、耳郎、瀬呂)

2階に降りてすぐ、自分たちがいた場所が3階だったことを知った。

3、4年のクラスプレートが見えた。

切島「薄暗えな…」

耳郎「ちょっと怖いよね、」

縮こまって後ろを歩く3人を気にしつつ、1番近い3年3組に入っていった。

瀬呂「うっわ」

3年3組は物置にされていたのだろう。

物が散乱している。

そして目につくのはダンボールの山。

食品が入っていたのか、ダンボールにカビが繁殖していた。

気持ちわりぃことこの上ない。

爆豪「耳」

耳郎「ん?」

爆豪「周りの音、注意しとけ」

瀬呂は爆豪の発言を不思議に思った。

耳郎の個性ならそこまで気を使わなくとも、自分立ちの安全ぐらい確保できる。

爆豪「どっかの階で誰かが捕まったとする」

耳郎「?うん」

爆豪「そんとき助け船を出せるのは俺のグループしかねえんだよ」

切島「どういうことだ?」

爆豪「俺は鬼が出ても逃げねえ、ぶっ殺す。」

瀬呂「あー、つまり鬼が出た階に直行して鬼を倒してみんな助けて勝つ。と」

爆豪「ん」

納得のいく解釈だったようで、爆豪はそれ以上言うことなく探索を始めた。

耳郎は爆豪の発言を受けて壁にイヤホンジャックを当てて音に集中した。

耳郎「うわ、何この音」

瀬呂「どんな音すんの?」

耳郎「なんか、引き摺ってる…多分鬼。」

爆豪「どの階だ」

耳郎「…4階、飯田班のとこ」

そして爆豪が走っていく。

慌てて瀬呂は爆豪の首根っこを掴んだ。

瀬呂「まてバカ!」

爆豪「誰が馬鹿だ醤油顔!!」

瀬呂「もうちょいあいつら信頼しよう?大丈夫だって」

切島「っそうだぜ爆豪!!飯田達は強え!!」

ガシッと、爆豪の腕を浮かんで切島が言った。

爆豪「…ちっ」

教室に戻って探索を開始した爆豪に、一同は安堵した。

そして10分、15分が経った頃。

耳郎「…あ」

耳郎の血が、さっと引いた。

切島「?顔色悪いぞ」

瀬呂「…なんか聞こえた?」

口をパクパクさせる耳郎。

あまりの急変ぶりに、緊張感が走った。

爆豪「何があった」

耳郎「1階、緑谷の…班」

ゴクリ、誰かが息を飲んだ。

この後、何が待っているのか。

耳郎「緑谷が、誰か…刺してる」

目を見開く。

緑谷が、誰かを刺した?

あの緑谷が??

耳郎「1人、2人目、」

よほど嫌な音なのだろう。

耳郎の顔が引きつっている。

切島「信じらんねえ、」

瀬呂「紛れん出る鬼って緑谷だったのね、」

耳郎「っ!麗日が逃げてる!」

爆豪「よくやった耳!!」

BON!!BON!!

今度は個性で派手に廊下に出て、階段を降りていく。

そしてその階段の目の前で、事件は起きていた。

麗日「う、そ…なんで、デク…くん」

緑谷が、麗日の腹を刺していた。














【4話・事件】

loading

この作品はいかがでしたか?

38

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚