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🩸「お前も、壊してやるよ」
T.O.P × G-DRAGON × SEUNGRI/三角関係・執着・精神崩壊寸前/キスあり・暴走
⸻
スンリは、見ていた。
モニター越しに。
監視カメラなんて、T.O.Pが用意したに決まってる。
ジヨンが閉じ込められてる部屋に、鍵がかかってるのも知っていた。
🐼(ヒョンを返せ。俺のヒョンを)
深夜、スタジオの裏口。
スンリは合鍵を無理やり複製して、音もなく侵入した。
かすかに響く声、やつれたジヨンの影──
🐼「ヒョン…!」
🐲「スンリ…どうしてここに…」
🐼「迎えにきた。今度は、俺が守る。T.O.Pヒョンになんて、渡さない」
ジヨンの手を掴む。
けどその瞬間。
🔝「いい度胸してるな、お前」
──ドアの奥にいたのは、T.O.Pだった。
驚くほど冷静な声で、
片手に火のついた煙草。
壁にもたれたまま、動かない。
🔝「スンリ。助け出した気になってるのか? こいつ、自分でここに残ったんだよ」
🐼「嘘つけ」
🔝「聞いてみろよ。ジヨン、お前、逃げたいか?」
ジヨンは震えていた。
でも声が出ない。
スンリを見たまま、何も言えない。
🐼「……言ってよ、ヒョン。俺と一緒に逃げたいって」
ジヨンが小さく首を横に振る。
🐲「俺は……俺は、わかんない。どっちが正しいのか。どっちも怖い」
🐼「それでも俺を見てくれたじゃん、あの日……」
🔝「でも、T.O.Pヒョンのキスは……温かかったんだ」
その言葉に、スンリの中で何かが切れた。
🐼「──あぁ、そう。じゃあ、もう俺も止めない」
スンリはジヨンにキスをした。
激しく、苦しく、涙が混じるようなキス。
そのまま、T.O.Pの前で、何かをぶち壊すように。
けど。
次の瞬間、
T.O.Pがスンリの髪を掴んで引き剥がす。
🔝「じゃあ──お前もここにいろよ。2人まとめて、俺のものにしてやる」
目が狂っていた。
それでも誰より愛に満ちていた。
🔝「お前ら、俺のいないとこでキスしたんだ。だから、罰だ。2人とも、俺から逃げるな」
スンリも、ジヨンも、声を出せなかった。
ただ、T.O.Pの目の奥にある“愛”が怖すぎて、美しすぎて。
スンリもジヨンみたいに堕とされる展開もいいですねぇ迷いどころ、、、、