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🩶「どっちが、愛されてる?」
T.O.P × G-DRAGON × SEUNGRI /監禁・共依存・歪んだ三角関係・濃密なキス
⸻
密室は暗かった。
地下スタジオ。T.O.Pが“昔使ってた”というその部屋には、
音も、外の光も、存在しない。
ジヨンとスンリは、同じベッドに座らされていた。
手首には柔らかい革のバンド。
鍵はないけど、出て行こうとすれば、T.O.Pが黙って現れる。
そんな空気。
🐲「……お前のせいだ」
ジヨンが言った。
🐲「ヒョンを壊したの、お前だ」
🐼「違う、ジヨンヒョン。俺が欲しかったのは、ヒョンじゃなくて“お前”だった」
🐲「……嘘つけ」
言い合いになっても、バンドがついた手を振り上げることはできない。
その代わり、吐息と視線だけがぶつかる。
そこへ、T.O.Pがゆっくりとドアを開けて入ってきた。
🔝「喧嘩、してた?」
🐲「……してない」
🐼「ヒョン、出して」
🔝「無理だ。お前らがちゃんと俺の愛を理解するまで、ここから出さない」
T.O.Pはベッドの端に座る。
無言でジヨンの頬を撫で、唇を奪う。
ゆっくりと、でも深く、舌を絡ませて。
🐲「っ……やめ……」
そのすぐ横で、スンリが見ている。
🔝「スンリ。お前も、ジヨンが好きなんだろ?」
🐼「……好きだよ。全部、好きだよ」
🔝「じゃあ、見せてみろよ。どっちがジヨンを“愛してるか”」
🐼「……なに?」
T.O.Pは立ち上がり、部屋の照明を少しだけ明るくした。
ジヨンの手首をそっと解いて、スンリの隣へ押しやる。
🔝「スンリ、お前がジヨンをどう愛すのか、俺の前でやってみろ」
🔝「それを見て、俺が裁く。どっちが“俺のもの”にふさわしいか」
ジヨンの喉がかすれる。
スンリの手が震える。
でも──
誰も拒めなかった。
スンリは、ゆっくりとジヨンに触れた。
T.O.Pの目を見ながら、震える手で頬に触れ、
涙のように唇にキスを落とした。
🐼「ジヨンヒョン……俺は、本当にお前が欲しかった」
🐲「……やめろ……」
けどジヨンもまた、
それを拒むふりをしながら、体温にすがっていた。
T.O.Pの前で、“愛される自分”を見せることで、許しを得ようとした。
歪んだ愛。
誰が上でも、下でもない。
誰も逃げられない、3人だけの檻。
続き書きますね!