__________________________________________________________________________
「A new god is slayer is born」
そんな言葉で、自分はこの世界に生まれた。
民衆「おー!神の子だー!」
自分の名は「元」縺溘>縺…いや、わからない。この世界では名前はディック・G・バーンだ。年齢は現在6歳で、今から成長祭を行うらしい。今にもなるとこの世界も慣れて来たな。
偉そうな人「今から新たな神の子を祝福する、皆の衆!ドゥゲザを行え!」
民衆「神に祝福を!」
そう言われると全員土下座した…前言撤回、ドゥゲザ?!ドゥゲザ?!この場で笑って死刑にならない?!むしろ神の微笑みとして見られないかな?!今すぐ吹き出したい!そんな中儀式は終わった。
偉そうな人「儀式が終わったようだな、これから成長祭を始める。」
偉そうな人はすごく長い呪文の様なものを唱え始めた。
偉そうな人「天には5つの最高神有り、エレファン・キリア・マルレコ・シャニズ・コロブア。それらを司る頂点に立つ方がディック・G・バーン様である。そのディック・G・バーン様が地に舞い降りてくださった、だが獄には魔王有り、それをディック・G・バーン様に討伐してもらう。今日でディック・G・バーン様は旅に出られる、精一杯の祝福し送ること。」
…どうやら自分旅に出るらしいです。こんな幼い体で魔物なんて倒せるのだろうか、考えるだけでも恐ろしい。
偉そうな人が長々と歴史を語ったら、いよいよ出発だ。ドチャクソに重い剣を持たされ、一番近くの町に向かわせるようだ。仲間はヒーラーの女性、そして召使い一人だ。こんなにも信用されていて悲しいのは初めてだ。馬車に乗り町に着くのはあっという間だった。
ディック・G・バーン「着いたか」
ぶふっ!wいかにも序盤の村!wそう笑いかけ、むせた。ヒーラーに薬草を買いに行かせ、自分はゴブリンが住む住処に冒険に行った。
ゴブリン「マジか餓鬼か!餓鬼の肉はうめぇんだよな!」
ゴブリン随分と賢いな、とりあえずゴブリンに剣を向けて戦闘態勢に入ろうとした。だけど、そのゴブリンはお腹が貫通されていて倒れていた。
突いてみたらゴブリンが弾けた、なんか今にも替え歌を歌いたい気分だ。
ディック・G・バーン「ゴブリンに委ねるは♪」
ヒーラー「ディック・G・バーン様、薬草を買いに…」
ヒーラーはみるみるうちに真っ青になっていった。どうやらこのゴブリン、ボスだったらしい。この村周囲の敵を仕切っているのだとか、なんかごめん。
今思うとすごくびっくりした、剣向けると貫通?!なにそのチート?!俺で無きゃ忘れてしまうねと言いたいところだが、もうこの村には用がないらしい。
ディック・G・バーン「それはどういうこと?」
ヒーラー「自分たちの役目は魔王を倒すのもありますが、残党が残らないように各地にいるボスを倒し残りの敵を一掃するという役目です。」
残りの残党もうんこを突く感じで片付けをした。スライムもゴブリンも全部弾け飛んでしまった。
召使い「そ、それでは行きましょうか」
ディック・G・バーン「あぁ、了解した」
若干引き気味の召使い、悲しいわー
次の村の敵は主に魔術を使うらしい、そして魔術が盛んのようだ。なんか早くね?魔術と言っても下級魔術という底辺の魔術しか使えないらしいが、普通に炎は操るらしい。底辺のレベルたかぁ!
召使い「…また先ほどみたいに突いて終わらせましょう」
ディック・G・バーン「くっwそうだなw」
思い出してしまって笑ってしまった、内側からパン!って破裂するあっけなさで笑いが止まらなかった。
召使い「何故笑うのですか…」
完全にひかれたな、初日にて。なんかこうさ、こういう世界に来るとモテないの?転生すると。
???「おいおい、有名な勇者様がきているじゃねぇかw」
なんかまたボス出てきたよ、ボス出てきちゃ駄目でしょ。まぁ今回も剣向けて…
???「ぐはっ!」
ディック・G・バーン「…あれ?貫通しないな」
強さが上がったのか?今度は切る動作をしてみよう。
ディック・G・バーン「よいしょ」
ふぅ、倒せた
ディック・G・バーン「よし、倒せた」
ヒーラー「勇者様?!そやつは四天王ですよ?!」
ディック・G・バーン「ふぇ?!」
__________________________________________________________________________
次回予告 第2話
神の過去
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!