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コレはある余命少ない少年と、
“神”と名乗る、謎の少年の物語。
※これは創作です。
「貴方はあと余命少しです。」
ある夏の日、僕はお医者さんに余命宣告された。
びっくりして声はでなかった。
「君はまだ、若いから可哀想だけど、」
「残り少ない日々、楽しく過ごしてね」
そう言って僕は今、”残り少ない日々”を、
過ごしている。
僕の名前は鳴光 徳(なりひか とく)。
まだ高校入学したばかりのごく普通の男の子だ。
余命宣告のことについて僕はまだ頭に残っている。
別に病気なんて持っていないんだけどな。
そう考えながらも学校を過ごして、
勉強して、ご飯食べて、、
普通に過ごしている。
もしかすると寿命が少ないのは、遺伝なのかも
僕は小さい頃に実の母親が亡くなっている。
母は生まれつき、寿命が少ないらしい。
でも、その代償に何か特別な何かが神様から”力”を預かったとかなんとか…もう覚えてない
今僕は一人暮らし。
母が亡くなった後、僕は親戚に引き取られた。
小学生の頃や中学生では親戚の家で過ごしていた。
高校生になって、一人で暮らし始めた。
時々、親戚の人に食べ物を分けてもらってた。
でも、今はなんか食欲が湧かない。
なんでだろう…まぁいいや、早く寝よう。
ズボッ
布団ってなんだか安心する。
ほら、眠気が襲って来た。
明日は…どう…しよ…う…か…な……z
ん?なんだ?
僕が目覚めたとこは、すごくあたたかくて、見たことないのに、懐かしい…
こういう現象はよくある、
「…」
!!
聞いたことある声だ。
そう懐かしい、母さんの声だ。
なんて言ってるの?誰に話しかけてるの?
「…う…ちゃっ…の…」
大事そうなのに聞こえない。
「み…り…は……つけ…ね」
…声が消えた。
そう声が消えた瞬間、違う声が聞こえた。
今度ははっきりと。
「あそこの女の子。知ってる?」
ああ、よくあるやつだ。
「あそこってあそこの…?」
「そう!あの〇〇のお家の子よ!」
「あぁあの子ね。余命宣告されたんですってね」
「そうなのよ、余命宣告されてからなにか…おかしくなっちゃったみたいなの」
ん?余命宣告…おかしく…?
聞き覚えある言葉だな…って、僕と一緒!?
おかしくはなってないけど…!、
もうちょっと聞きた…
ハッ!!!
??????
夢?夢から覚めちゃったの?
…そ、そんなぁ!?
重要だった…めっちゃ続き見たかった!、
ま、待て整理しよう…
ある家の女の子は余命宣告されたらしい、
それで宣告されたあと、おかしくなっちゃったと……
そもそもの疑問があるわ。
「なんで僕の夢に出て来たの!?」
はッもしかして忠告!?!?
は、母からの…?
ぽろッ
ん?なんで目から水が…
き、急な情報量に追いついてないのかも…
…
「はは」
余命宣告された僕は、
お母さんに会いたいのかも…ね…
…!!
我に帰った僕は時計を見る
!!は、早くしないと、遅刻だぁぁぁ!!!
「ッたく、なんで俺がこんなとこ来なきゃいけねーの」
「ごめんねぇ〜最近多分同族が多いいからちょっと片付けてほしいのぉ〜」
「はぁ?そんくらい自分でやれよ」
「そんなこと言わないでぇ〜”ハム”ちゃん♡」
「…そんなあだ名どこで覚えたんだか」
「ふふっそれより同族以外にも、”アイツら
“もいるから貴方に頼んだ方が楽なの!♪」
「俺はそれ専門じゃねーんだけど。」
「ねぇ 」
「ん」
「今回の”子”は貴方に任せていい?」
「今回のは男の子らしいから。」
「いい?”アイツら”に絶対あの子を近づけてはダメよ」
「…それくらい知ってる(めんどくせー)」
「そうね、、コレは難易度高いからできたらご褒美をあげる♡」
「はぁガキじゃねーんだs… 」
「そうねご褒美はぁ〜…貴方の好きなアレにしようかしら!」
「なっ…!!!」
「ふふっじゃあ頑張ってね〜」
「はっいいじゃねーか」
「すぐに終わらせてやろーじゃねーか」
「この始まりそうな生き地獄を!!!」