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むっちゃいいですサクラミコです
最後の言葉がもう優しすぎて…😭 なんか恋愛じゃなくてもこういう物語って読んでて面白いから大好き🥰️ 面白かった!!❤
ファンってなんだろう。
オタクってなんだろう。
ただ、推しにお金を貢いでいいように使われているのだろうか。
そんなことを考えながら6周年記念のグッズの購入画面を見ていた。
『にゃんはろぉ~!!』
その挨拶と共にVTuberのライブ配信が始まった。
私の推し、可愛すぎる!!
私に出来ること…と考えた時スーパーチャット。いわゆる投げ銭が頭をよぎった。
『にぇ!?赤スパぁ!!35の虜さんありがとぉ~!!』
私の中で幸福となんだか満たされない気持ちが同時に浮かんだ。
『今回はマインクラフトでダイヤモンド2025個荒稼ぎするにぇ!』
たまに君が心配になる。
本当に休んでるのかな。本当は疲れてるよね。
お願いだから、
やめないで欲しい。
ファン…いや、オタクからはそれだけだ。
数日後。いつも話している女の子の友達と話していた。
友達と言っても、ネットでの関係。
彼女の知っていることは、私より2つ年上ということ、関西に住んでいるということただそれだけだった。
でも何故か心を許せた。
だけどまだ彼女にはVTuberが好きだとは言っていない。
今日カミングアウトしようと思っている。
きっと彼女なら、私の全てを認めてくれるような気がした。
《私、実はVTuberのファンなんだよね》
《え》
返ってきたのはその一言だった。
《あ、ごめん。キモいよね、w忘れてくれて大丈夫》
《オタクかよwきも》
《え?》
何も考えられなくなった。彼女はそんな人じゃない。
《だから、キモイって言ってんの》
《しかも、あんたそのVTuber進めすぎウザイから》
《あ、だよね。ごめん》
《いや、普通に無理wじゃあね》
それ以来彼女と話すことはなくなった。
『今日は皆のお悩み相談~!!』
『スパチャとか関係なしに目についたコメントの悩みを聞いていこうと思うにぇ~!!』
お悩み相談…
先日、ずっと信用していた友達にVTuberのオタクがキモイと言われてしまいました。
確かに私は貴方のことをとても推しています。とてもリスペクトもしています。
だから、そんな人が汚されるのはとても不快に思いました。
貴方は努力しているのに何故あんなに言われないといけないのか。
確かに、人には好き嫌いはあります。でもそれを好きな人に無理やり押し付けるのは良くないと思うんですよ。
でも私が無意識で進めてしまっていたみたいです。
貴方はどう思いますか。
長文すぎて少し送るのを躊躇ったが、どうせ読まれないと思い送信ボタンを押した。
『次は~?このコメントぉ!!』
『35の虜さん!!コメントありがとう~!!』
『これは結構難しいにぇ…』
『人によって好き嫌いはあるから自分の価値観を押し付けるのは良くないけどぉ…』
『でも…』
『 みこ は みこ の事こんなに思ってくれて嬉しいよ!!』
『その気持ちだけで充分!』
『 みこ は貴方からの愛が欲しいです!!』
何故か、頬に涙が落ちた。
「あぁ…私 みこち の事推してていいんだ…」
「このまま好きでいていいんだ」
『離れてるけど みこ は貴方の味方ですっ!!』