まりがあんなにも感じるとは思わなかったな。
俺の膝の上で鳴くまりは本当に可愛かった。
下着もあんなに濡らして。
今腕の中で心地良さそうにしているのが凄く愛おしい。
柔らかくて甘い香りがして暖かい。
このまま抱いてしまいたい。
でも怖がらせてしまうのは、したくない。
二人でじっくり関係を深めていきたいけど…
この状態はあまりにも蛇の生殺し。
少しずつその気にさせてみようか。
耳を触ってみる。肩が揺れて、まりは俺の方へ顔を向ける。顔が赤い。
今度は軽く甘噛みをしてみた。
「く、ククル…っ?」
声だけで分かる。
まりはさっきの行為で敏感になっている。
その証拠に腰付きがいやらしくなっている。
本人は気付いてなさそうだけれど。
耳を舐めていくと、甘い吐息から声が漏れてピクピクと身体が反応していく。
「まり…可愛いよ」
幼い顔にアンバランスな胸の膨らみに、そっと触れると身体が震えた。
俺の声にも反応していた。
まりは、きっと初めてなのだろう。
かと言う俺も初めてなのだが。
気持ちよくさせられているのが嬉しい。
胸を優しく揉んでいくと、下着越しでも感じているのが分かる。胸の突起が硬くなっている。
「まり…怖くない…?」
まりは俺を見つめる。
「エッチするの、怖かったら止められるよ」
すると、まりは頭を振って微かに笑った。
「ククルになら何されても怖くないよ」
本当にこの子は…。
可愛い。
そう心の底から思える。
まりを抱き上げてベッドまで運ぶと、優しく押し倒し覆い被さる。
服を脱がしていくと白い肌が見えてきた。
桃色の胸の突起に舌を這わすとビクンッとまりの身体が反応する。
そのまま吸い付き、舌先で転がす。
手は下着越しに下腹部へと滑り込ませる。
「あ…、ククル…、あのね…」
やはり怖くなったのだろうか。
まりの顔を見つめる。
「触手…で、その…
ぬるぬるされたい、なぁ…」
衝撃を受けた。
まさか、まりの口からそんな事が聞けるだなんて。
顔を赤らめ小さな声で言うまりは誰よりも可愛い。
触手を伸ばして、まりの身体全身に絡ませて動かすと甘い声を漏らし始めた。
愛おしい。
しかし
まりの様子が段々とおかしくなっていく…
ついにはグッタリと気を失ってしまった。
「まりっ、まり!」
慌てて抱き寄せ、大事に至らないか確認するが本当に気を失っただけの様だった。
「いきなり…やり過ぎてしまったな」
苦笑いし、まりの衣服を整えてあげる。
布団を掛けてあげ乱れた髪を直す。
眠りについた俺のお姫様…。
今日は出逢って一年。
本当に素晴らしい一日だった。
同時にこれから少しずつ慣らしていこうと、俺は密かに思った。
俺と、まりの為に。
愛してるよ。
夢の中でも会えると良いね。
おやすみ。