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俺には、2つ上の兄ちゃんがいる
昔は仲が良かったけど、今はもう話したりはしていない
それは、あることがきっかけだった
俺はいつも弟だからってなにかやらかした時、親は兄ちゃんをいつも責めていた
兄ちゃんも我慢の限界で僕に対してこう放った
「お前なんか、死んじゃえ」
それが最後の言葉だった
そんな兄ちゃんと仲直りしたくて、認めてほしくて、見てほしくて
俺はテストで100点を取ってみんなの人気者になって、愛想笑いをばらまいた
なのに兄ちゃんはまだ俺と口を利いてくれない
自分っていうアイデンティティを壊してまでやった’’行為’’それが全部無駄になった気がした
だから壊れないように、見てもらうために自傷行為をしてる
グサッ🩸
水樹「あーあ、またやっちゃった」
たくさんの血と薬の瓶が置いてある
パキると制御できないんだよなー。困るなぁ。
こんなとこ見られたら嫌われちゃうよね
片付けよう
そう思っていると写真に目が入った
俺と兄ちゃんと、兄ちゃんの幼馴染
兄ちゃんは話を聞いてくれなくなった次の日からいつも幼馴染のところに行くようになっていた
親も、今はオーストラリアに行っていて今はいない
だから俺はいつも一人
ずっと、もうずっといつも一人
兄ちゃんは見てくれるかな、今日こそ
愛してくれるかな。