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「ドス君!!!!!!」
僕の愛おしいコーリャが、扉をバン!と音を立て思い切り開ける
「フェージャと呼んで下さい。
で、何の用です?」
僕が問い掛けると何時もとは違い、左眼に眼帯をしたコーリャが駆け寄ってきた
「ドス君この前誕生日だったでしょ?」
そう言い彼は小さな箱を取り出し、僕に差し出した
「トパーズ、ですか?」
その中には黄色のトパーズの指輪が入っていた
「そうだよ!君の誕生石!!」
ニコニコて笑うコーリャとは裏腹に、僕はコーリャを引き寄せ、頬を撫でた
「この眼は?」
「あ〜、お金無かったから、売っちゃった!!」
「、、、、、、、指輪は嬉しいですが、僕の大好きな宝石が何処かへ売られてしまいましたね、」
僕は指輪を左手の薬指へと填める
そして彼の片目へキスをした
「この髪も、睫毛の一本さえも、貴方は全て私の物です。次勝手にしたら、監禁しますから」
彼は微笑んだ
「はい、ご主人様♡」
僕を嫉妬させる為に此処までするなんて、、、、なんて、愚かで愛おしいのでしょう、
「愛していますよコーリャ」
そう言い、僕はコーリャの項へ噛みついた
嗚呼、なんて可愛い可愛い______