fwak

⚠️fwak

🥂✨→『』 

🌶→｢｣ 

客→[]

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[ねー！湊遅い！]

『ごめんね今日忙しくて』

[私だけって言ったじゃんっ！]

『姫だけだよ』

[ほんと、、？]

『うん、だからシャンパン入れて？』

[うん！入れる！]

『ありがとう(ﾆｺｯ』

どいつもこいつも 顔ばっか

俺自身を

ちゃんと見てくれる人なんて居ないんや

みんな優しくてかっこいい俺が好きなだけ

本当の俺なんか出したことない

ほんっと吐き気がするわ

湊さん、指名入りました。

『分かった』

『姫、少し席開けさせて貰うね』

[また指名、、？私だけの湊なのにっっ]

『ごめんね、なるべく早く帰ってくるから』

『いい子に待っててね』

今度はどんな子なんやろ

どうせ見られるのなんて顔だけやし

どんな子でもいーわ

『お隣失礼します』

『不破湊と言います』

｢あ、よろしくお願いします？｣

まさかの男子

こんなの初めてだったからどうすればいいか

とりあえず名前を聞こう

『お名前は？』

｢三枝明那です｣

『分かった』

それからたくさん話した

そこら辺の客と話すより話しやすかった

聞き上手で話し上手

｢ねぇふわっち、いつまで猫かぶってるの？｣

『え？』

『俺、猫かぶってなんかっ』

｢嘘つかないで、俺わかるから｣

うそやろ、

誰にも猫かぶってることバレたことないのに

『、、なんで分かったん？』

｢ふわっちずっとニコニコしてるけど

顔ちゃんと見てれば

どこか辛そうな顔してた｣

｢話し方も、きっと無理してるんでしょ？｣

『そーやで、でもこうでもしないと

誰にも好かれずに、みんな猫かぶってる

俺の事が好きなだけで

本当の俺を好きになってくれる人なんか

居ない』

｢そんな事ないよ、

今ふわっちの気持ちが聞けて

俺すごい嬉しかった｣

なんでそんな優しい事言うん

残念やないの、さっきとは全然違う性格で

マイナスなこと沢山言って

でもこれが本当の俺なのに、

誰も理解してくれないし

気づいてくれないと思ってたのに

明那は初めて気づいてくれた

[湊！！！まだ？！]

｢ふわっち女の子が呼んでるよ？｣

『あ、、ほんとだ、ごめん少し』

｢大丈夫だよ！俺帰った方が

女の子安心できるよね｣

｢そろそろ帰るよ！｣

『ちょっあきなっ！

もう少し話したいから待ってて』

｢え、？分かった、、｣

『ごめんありがとう(ﾆｺｯ』

｢ｯ///｣

｢流石ホスト、、///｣

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『ごめん遅れて』

[私とあの子どっちが大切なの？！]

『もちろん姫だよ』

[ならもっと私を優先してよ！！！ ]

『ごめんね、姫の事が1番好きだから』

[今度は本当って信じていい？]

『うん、約束するよ』

[ならいいの、私だけの湊だからね]

『うん、』

ちゃんと猫かぶれてるかな、

笑えてる？不安そうな顔してない？

分かんない、分かんないよ

なんで明那にバレた？

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[じゃーね湊！]

『うん、バイバイ(ﾆｺｯ』

『、、はぁ、』

“気持ち悪い”