急に蘇日帝書きたくなったので投稿します
注意書き
ストーリー性が意味不明
蘇日帝
日本語ワケワカメ
政治的意図はございません
それでも良い方はどうぞ
東京の街を歩くたび、ソ連は違和感を覚えずにはいられなかった。
deepLのような人工知能翻訳技術が発達し、異国の言葉すら瞬時に理解できる時代。だが、それでも彼の耳に届く日本語は、まるで異国の砂を噛むように馴染まず、 重くのしかかる。今や「ソビエト連邦」という国家は存在せず、彼もまた歴史の遺物に等しい。それなのに、未だに世界を彷徨い、かつての宿敵と呼べる国の首都を踏みしめている。
交差点を渡る赤信号の光に目を細め、彼は無意識に口元を歪めた。日本。いや、かつての「大日本帝国」——日帝。
やつもこの都市のどこかで生きている。
何度相まみえ、何度憎み合ったことか。その度に、傷を負い、血を流し、それでも決して倒れなかった。それがソ連と日帝の関係だった。
だが、今や世界は変わり、彼らは「戦うべき敵」ではなくなった。国際社会の冷ややかな視線が絡みつくなか、二人の間に戦場は存在しない。ただ、それでも――
「……ああ、やはり嫌な気配がするな」
ソ連は嘆息しながら、歩みを止めた。
次の瞬間、背後から聞き覚えのある声が響いた。
「…… ずいぶんと暇そうだな、ソ連」
鋭い声音に、ソ連は振り向く。
そこに立っていたのは、歴史の亡霊―――日帝だった。
変わらぬ冷淡な瞳。直立不動の姿勢。かつての軍服こそまとっていないが、纏う雰囲気は当時と何一つ変わらない。まるで時間が止まったかのように。
ソ連は笑う。
「はっ。お前こそ相変わらず張りつめた面だな。そんなに眉間に皺を寄せていては、ますます老いるぞ?」
「余計なお世話だ」
日帝は憮然とした表情で答えた。
二人の間に沈黙が落ちる。かつて戦場で幾度もぶつかり合った二人が、今はただ、都会の喧騒の中で向かい合っている。それがどこか滑稽でもあり、奇妙に
心地悪かった。
「何しに来た?」
日帝が問いかける。
ソ連は肩をすくめ、視線を宙に投げた。
「さあな。ただ、過去を振り返るにはいい場所だと思っただけだ」
「……過去など振り返るものではない」
「そうか?」
ソ連は薄く笑う。
「俺たちは過去の産物だ。振り返らずに何ができる?」
日帝の表情がわずかに揺らぐ。だが、すぐに鋼のような無機質な表情に戻る。
「それでも、俺は前に進む」
「頑固なやつだ」
ソ連はゆっくりと歩み寄る。
「だが、それもお前らしいな」
至近距離まで近づいたソ連の手が、日帝の頬に触れそうになる――その瞬間。
日帝は一歩、後ずさった。
冷たい夜風が二人の間を吹き抜ける。
ソ連はわずかに瞳を細めた。日帝のその反応が、何を意味するのかを理解
していた。
「…… 逃げるのか?」
「戯れ言を」
日帝は踵を返す。
「俺は、ただ進むだけだ」
その背中を、ソ連はしばし見送った。
――――過去に囚われた亡霊と、過去を断ち切ろうとする亡霊。
彼らの道が交差するのは、これが最後ではないだろう。 いや、むしろ― 「また、すぐに会うことになるさ」 呟くように言い残し、ソ連もまた、夜の街へと消えていった。」
***
…
数日後
喫茶店の空気は緊迫していた。
ナチスドイツが冷ややかな視線を向ける。アメリカは相変わらず陽気に笑いながら、ソ連と日帝の肩を叩いた。
「おいおい、ピリピリすんなって!せっかくの再会なんだ、酒でも飲みながら話そうぜ?」
「…… お前は相変わらず軽薄だな」
ソ連は嘆息した。
その時、ドアが開き、静かな足音が響いた。
イギリスだった。
長身で優雅な佇まい。しかし、その視線にはどこか冷ややかで計算高い光が宿っている。
「随分と面白い集まりですね」
彼は静かに席につくと、周囲を見渡し、静かに笑った。
「こうして見ると、時代は変わったものですね」
「…… お前も何の用だ?」
日帝が冷たく問う。
イギリスは紅茶を頼み、微笑を浮かべた。
「ただの観察ですよ。過去を引きずる亡霊たちが、どこへ向かうのか。それを見届けるのも悪くないですよ」
空気はますます緊迫していった。 アメリカだけが朗らかに笑い、手を叩いた。 「まあまあ、紅茶もいいけど、やっぱ酒の方がいいよな!」 彼の軽口に、誰も笑わなかった。
***
イギリスが静かに紅茶を啜りながら、会話の隙間に流れる緊張感をさらに引き立てる中、ソ連は一度、深い息をついてから口を開いた。
「こんな場所で、こんな連中と酒を交わす羽目になるなんて。まさか貴方も、戦後の修復が目的ですか?」
日帝はイギリスを一瞥し、冷徹に答えた。
「修復?冗談を。貴方もわかっているでしょう、俺達はもう二度と同じ地に立つことはない。」
その言葉が、まるで暗雲を呼び寄せるように、周囲の空気をより一層冷たくした。イギリスは微笑みながらも、その目は鋭く光っていた。
「その通り、だがだからこそです。過去に縛られた者たちが集まり、結局何を選ぶのか。それを見届けるのも、興味深いですよ。」
イギリスの言葉が、ソ連の心に小さな火種を灯した。過去への執着―――それが彼自身にもあったことを、ソ連は知っていた。だが今は、その火種に向き合うべき時ではない。
日帝が黙って立ち上がると、テーブルを軽く叩いた。
「お前たちの戯れに付き合うつもりはない。」
その冷徹な言葉が、やはりソ連の胸に強く響いた。しかし、日帝が歩き出したその背中には、どこか哀しげなものが見え隠れしていた。
「待て。」ソ連が静かにその声を発した。
日帝は足を止め、振り返った。彼の瞳には、言葉にできないほどの冷たさと、もはや何もかもを諦めたような深い沈黙が宿っていた。
「お前、本当にそれでいいのか?」 ソ連はゆっくりと歩み寄る。
日帝の瞳が一瞬揺れ、まるで過去の戦争の記憶が蘇ったかのように一瞬だけその表情が硬直する。だがすぐに、再び無表情な仮面がその顔を覆った。
「何を言う?」日帝の声には、鋭い棘が潜んでいた。
「お前がこの道を選ぶのなら、俺が止める理由はない。しかし、俺たちの戦争は、まだ終わっていない。終わらせたくないのか?」
その問いに、日帝はしばし黙っていた。まるで時間が止まったかのように、二人の間には静寂が広がった。
「戦争か……」 日帝が低い声で呟いた。その声には、どこか苦しげな響きがあった。
「過去にこだわるつもりはない。」彼は再び背を向け、歩き出した。
ソ連はその背中を見つめる。彼の中に渦巻く感情――それは決して過去を懐かしむものではなかった。むしろ、もう一度戦い、そして終わらせることを望む気持ちだった。
だが、日帝の背中は遠ざかる一方で、その想いが届くことはなかった。
その時、店のドアが開き、再びイギリスが現れた。
「まだ終わっていないということですか?」彼は冷徹な瞳で二人の間に入り込む。
「俺たちの物語は、終わりを迎えることがないのだろうな。」ソ連は呟いた。
イギリスの瞳が、わずかにその暗い道を見定めるように光った。
「それを選ぶのは貴方達です。ですが、貴方達が再び交わるその時まで、私は見守るだけですね。」
その言葉と共に、イギリスは再び姿を消した。
以上です!続くかは未定ですが
コメント次第で続けるか決めます
なんか変な日本語ですけど…(((
それとこれ一応ソ日帝なんですよ、
要素どこにあるんだろ
ではまた何処かで
コメント
2件
やっと更新してくれた、ネ ︎^_^ ♡ 相変わらず上手いし美味い(?) 日本語力ありすぎ!!えぐい!!