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赤色の服に茶色の小さな肩からかけるバッグ、暗めな黄色の髪色が特徴的な彼、 そうビクターグランツは 僕に手を差し伸べてきたのだ。大丈夫か?と話しかけできたのだ。その様子をただ呆然と見つめる他サバイバー達を残し僕は ビクターグランツ と食堂を後にした。
「 その、 カールさん。
先程の事なのですが…… 」
ビクターグランツは混乱していた。今まで社交恐怖を患っていて、話しかけづらくてもその人を仲間はずれにしたり、暴言を浴びせることなど無かった仲間達がイソップカールをまるで汚いものを見るような目で見ていたからだ。
カールさんをある程度落ち着かせた後にスケッチブックに上記を書くと銀色の髪の毛の彼はゆっくりと口を開いた。
「…… 体調不良が原因で 利敵行為をしたんです。はは、、最低でしょう?僕なんかに構ってたらグランツさんまで……」
ちが……う、貴方は悪……ない、
自分を卑下するようなイソップカールの発言にビクターグランツはいてもたってもいられなくなって、スケッチブックすら投げ出し、気づけばこう述べていた。イソップカールは驚いた顔をして、そう、ですか、と述べた。そしていいんですか?とビクターグランツに問いかけた。
何が?とでも言うようなグランツにイソップカールは「僕の傍にいればあなたも必然的に悪いように見られる、そう、他の方々に貴方が嫌われてしまうかもしれない、」と述べた。
「 そんなの気にしない 。」
黄色髪の彼はそう述べた。そしたら銀色の髪の彼は「馬鹿ですね、」と少し微笑みながらそう述べた。それに黄色髪の青年はどういう意味ですか、とぽこすかと納棺師を軽くこつき、そして2人は笑いあった。
今後のことなど考えずに
楽しいひと時を過した。
黄色髪の彼は後にこう述べた。
「 あの時に彼を救っていなければ
彼はまだ …… 。 」
目に浮かんだ涙はぽろり、とこぼれ落ち、それを
飼い犬が舐めとる。まるで慰めるように……、
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
まだ続きます。