日出る国の日本――。
空に現れた、光の渦。それは神が降臨するかのような、威容をもってねじ曲げる。空間が歪み、天地の境界さえ曖昧になる。
光の隙間から覗く、無数の目と不定形の影。
それを「見た」者たちがいた。
吉田・白川・日哉――VS――雨宮・美々華。
戦場、日本。
吉田:「…見えたか、白川。」
白川:「あぁ、最悪だな。アイツら、ついにやらかしたか…。」
日哉:「……あれは、なんだ?」
日哉の目が光の渦をじっと見据える。直感が警鐘を鳴らしている。あの存在は――異常だ。触れるだけで、すべてが終わる。
一方、雨宮もその光景を見つめ、微笑を浮かべた。
雨宮:「ついに…ついにこの時が来た。長き異能史が生み出した”神”。バグによる、最も純粋で、最も無秩序なエネルギー…。あれこそが、私の求めたものだ。」
美々華の表情も変わらない。だが、彼女はライアの存在をその中に感じ取っていた。
美々華:「ライア…。貴方、またうちに隠し事をしてるんですね…。安心してください。うちはちゃんと貴方を助けますよ。」
彼女は淡々と微笑みながら、静かに拳を握る。その力は、ライアの”10倍”――彼女が動けば、戦場は一瞬で決まる。
吉田、傘を構える。
吉田:「どうする、雨宮…?あんたの思惑はわかってる。だが、あれは…危険すぎる。今すぐ、止めなきゃならねぇ。」
雨宮、狂気の微笑。
雨宮:「止める?いいや。あれは始まりだ。世界の変革が…ここから始まるんだよ。」
白川、肩を回す。
白川:「…ったく、面倒くさい。まぁ、どっちにしろ――俺たちはやることは一つだろ?」
日哉、刀を抜く。
日哉:「…戦うしかないな。」
美々華、静かに一歩前へ。
美々華:「…貴方たち、ライアの邪魔をするなら…平和を乱す者として、始末します。」
――戦闘、開始。
コメント
2件
今回も神ってましたぁぁぁぁ!!!!! ライア達何かヤバそうなの出現さしちまったね、、!? 美々華たんは相変わらずで安心しました( てか美々華たん動けば〜ってことはかなり手加減?してるね?? 流石ライアが10倍強いと評しただけあるな、、(( 次回もめっっっっさ楽しみいぃ!!!!!!