璃透『は……?』
俺は友達の自殺現場を見てしまった。
駅のホームに響く内臓が潰れる音。
璃透『嘘と言ってよ……璃音!!!!』
そう言っても声は届かない。
無惨な姿で倒れる璃音。
信じられない。何かいけなかったのだろうか。
そういえば璃音は昨日ああ言っていた
璃音『私は明日死ぬけど、璃透はアイドルにでもなってよ』
璃透『………』
璃透『アイドルなんか偶像や。選ばれた人しか成れないんよ。解っとる、とっくに。』
でも璃音の言葉を信じて玲明に入る資格はある。
どうせずっと非特待生だろう。
玲明出身のアイドル…?EdenとCrazy:B位がそうか?
そもそも玲明はコズプロ系列だからそうなって当たり前だろう。
璃透『私も死んだら良かったけん。神なんか元々信じとらん。あの世で璃音に笑われるな、俺。』
そう言って帰路に入る。
玲明に入って数日は生活は変わらなかった。しかしある日を境に
『僕が救ってあげる』
と言って拾ってくれた人物がいた。
巴日和先輩だ。
日和先輩は俺に才能があると言った。
璃透『俺なんかに才能は…』
日和『俺“なんか”その言葉禁止だね!』
俺とほぼ同期の漣ジュンくんは俺に良くしてくれた。
でもずっと日和先輩の話をしてる気がする。
しばらく経ったある日Edenの練習風景を見せてくれた。
そこであった七種茨くんと乱凪砂先輩は最初はあまりよくしてくれなかった。
茨くんはいわば過激に罵声を時々浴びせてくる。
そのたび日和先輩が守ってくれた。
凪砂先輩はなんだか加減が解ってなかった感じがした。
どこか初々しい。
でもしばらく経ったら治っていった。
茨くんが罵声を浴びせてくる理由もわかった。
ただ『Edenを自分だけでプロデュースしたい』だけだった
自分がプロデュース科にいるのが気に喰わないだろう。
でも『協力した方がいい』と言ったら何も言わなくなって
今では仲良くなっている
凪砂先輩は静かになったような気がする。
これも『成長』だろう。
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はい!小説つくらせていただきました!
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