「非日常グループ」の製薬企業
sn「そういえばペイントさんって色んな作品出してますけど1番心に残ってるやつとかあるんですか?」
pint「急にどうしたの?」
sn「今度の休みの日にペイントさんの作品見てみようかなって」
pint「作品じゃないけど心に残ってる事はあるよ」
sn「作品じゃ無いんですか?」
pint「うん!ある男の人の話なんだけど、、」
◯◯◯◯年××月
けたたましい警報音、悲鳴、怒号、誰かのうめき声、核兵器などで戦争をしたりしている時代、日本が核攻撃を受けていた。二次災害でガス漏れによる火災や爆発などが起こっていた。目に映るのは、赤く燃え盛る炎、所々煙がたっているのはガス漏れにやる火災が原因だろう。瓦礫の下敷きになった人、親と逸れたと思われる子供他にも現実味が湧かない光景をしていた。そんな中1人で居る彼を見つけた、その彼は肩まで伸びた茶髪、赤と白のボーダーのシャツ、黄色のオーバーホール、珍しい黄金色の目をした一見女に見間違える様な姿で彼はそこに居た。こちらに気づいたのか綺麗な黄金色の目を丸くして話し掛けてきた。
sho「どうしたんや?」
sho「ここは危険やから早く避難しろよ」
pint「それを言うならあなたもでしょ」
pint「ここで何をしてるんですか?」
sho「、、友人に見捨てられた」
話を聞くと彼の名前はシャオロンといい、友人とフォロワーを信じてここに居るらしい。けれど彼は東証1部上場企業で働くはずだったのだから分かっていただろう。ここは危険だと、それでも友人やフォロワーを信じたのだからきっと仲間思いなんだろう。けれど信じた結果がこれだ、そこで僕は考えたんだ!彼の復讐を作品にしようと!
pint「シャオロンくん!君を作品の主人公にさせて欲しい‼︎」
sho「作品の主人公って俺が?」
pint「うん!君の事を置いて行った友人に復讐するんだ‼︎その様子を僕が撮って作品にする‼︎もしやってくれるんだったら君の事を助けてあげるし、安全な所に連れて行ってあげる‼︎」
僕にとっても彼にとっても良い話だと思った。彼は助かるし、僕は作品が作れるし良い話だと思った。けれど彼は「ごめんけど断るわ」僕は一瞬頭が真っ白になった、なぜ?君は死ぬかも知れないんだよ!、裏切った彼らに復讐するチャンスなんだよ‼︎そんな考えで頭が埋まった僕に彼は言った。
sho「友人が俺を置いて行ったのは俺が役に立たないから、友人にとって俺は居ても居なくてもどうでもいい存在だから。だったら居ても意味のない俺は出来るだけ人の役に立ちたい。今こうしている間にも死んでいく人がいる。俺は無能だから逃げるって考えは無いんだよ(笑」
そう言った彼は何処か切なげな、何処か悲しげなそして諦めた様な目をしていた。
sho「俺の友人がシェルターに避難するらしいからもし見つけたらそこに助けてもらい!」
彼は分かっていたんだ友人がシェルターに行くことも捨てられた意味もそれでも人の役にたとうとする彼はきっとこんな状況じゃなかったら皆んなから人を沢山救ったヒーローとして色んな人からチヤホヤされるのだろう。そんなに彼が大切にしている友人達の事が気になり出した。シャオロン君から聞くと名前は鬱、コネシマと言うらしい、僕は鬱、コネシマの方へ行った、きっとシャオロン君の様に素敵な人なんだろうと期待に胸を踊らしていた。けど彼らは予想とは裏腹にクズと例えるのが相応しい様な人間だった。人の死を何とも思っていなさそうな人だった。死にかけた時も自分を1番に考え、彼とは反対のクズだった。現代に戻って彼等の事を調べてみたら、特に鬱という男は、総務省自治系総のキャリア官僚の父がいるにも関わらず、ニートで友人から金を貸して貰ってるのに返さない挙句にまた貰おうとする、食べている物はたんぽぽやゴキブリ、しかも浮気もしている。だからこそ僕は分からなかった、彼がこんな奴等といる理由が、それで僕はまた彼に会いに行った。けれどそこには元気な彼の代わりに彼の死体があった。その彼の死体は火傷の跡、何処かしらで打ったのか打撲のあざ、そして彼の綺麗な黄金の瞳の代わりに泣いたのか涙の跡が残っていた、けれど彼の顔は満足そうだった。泣くぐらい辛かったんなら頼れば良かったじゃん!死ぬぐらいなら頼めば良かったじゃん‼︎僕には何故満足げな顔で死ねるのかが分からなかった、けれどそれと同時にヒーローだと思った、クズな友人やあった事ないフォロワーでも信じる信頼性、喋った事ない人でも助ける様な正義感、そして死ぬ時でも誰かのために死ぬ、何処をとっても彼はヒーローだ!だからこそシャオロン君には死んでほしくなかった、今日会ったばかりの人が何を言っているんだと思うかも知れない、けど僕には彼を助ける力があった‼︎
けれどこれを作品にしようとは思わなかった。彼は正にヒーローだ!そんな彼の死を利用した気分になるからか、はたまた彼の事を独り占めしたいたらか分からないが作品にするのは辞めた。
「非日常グループ」の製薬企業
話し終わったらしにがみくんは、何か考える様な意外みたいなアホ面をしていた
sn「今失礼な事考えたでしょ💢」
pint「そんな事ないよ」
sn「まぁそんなことがあったんですね、」
sn「しかし人の死を何とも思ってないペイントさんにそんな事があっただなんて!」
pint「俺心あるからね!」
sn「僕もシャオロンさんに会ってみたいな」
pint「会った時は非日常グループに誘ってみようかな!」
コメント
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見てくれてありがとうございます! ところでshaさん視点要りますか?