赫百
ひらがな読みづらいけど許して
微曲パロ
百さいど
ねぇ、おれ、かわいいでしょ?
くびをさわりながら、ずっとむかし、おそろいでかったくびわがあるのをたしかめた。
ねぇ、おれ、いいこでしょ?
にんげんじゃないみたいな、 そこらへんのからすにおそわれた、のらねこみたいなからだを、きれいなおようふくでかくす。
ねぇ、おれ、せかいでいちばん─
赫side
どうして、、?
どうして、百は俺からの愛を受け取ってくれないの?
…百は俺のことが嫌いなの?
…やだ、やだっ、…やだやだやだッ…
そんなの、絶対認めないっ…
百さいど
百「…おはよ、赫(笑顔)」
赫「ら、百っ…っ!(笑顔)」
あさ、おれをかんきんしている赫がえがおでむかえにくる。
百「…あさのあいさつは?」
赫「あっ、ごめん、ごめんなさっ(泣)」
おれはどこにもいかないのに、ふ あんそうに、おれへだきついてくる赫を、 いいこいいこしてあげる。
百「おはよう(頭撫)」
赫「おはよっ…!(泣)」
しんぱいしょうな赫のおねがいで、赫のいえのいっしつ…いちばんおくのひろめのへやにしろくじちゅうかんきんされている。
ただ、へやのなかのいききはじゆうだし、といれやおふろも赫にいえばすぐにつれていってくれるからふじゆうはしてない。
赫「…そのお洋服、お気に入りなの?」
百「ふふっ…かわいいでしょ?(笑)」
さいきんまいにちのように着ているぴんくとしろのふりふりのおようふく。
すこしまえに赫からぷれぜんとしてもらった。
赫「気に入ってくれたなら良かったっ…(笑顔)」
百「…(笑顔)」
そういいながらくびをかるくしめてくる赫をやさしくうけとめる。
これくらいならまだだいじょうぶ。
赫「…色違いも買ってくるね(首絞)」
百「…っあさッごはんは…?(息切)」
赫「…あっ、今持ってくるっ…!(立上)」
赫をしげきしちゃいけないから。
しずかにいうことをきいて、おねがいするときはやさしく、やさしく、うまれたばかりのあかちゃんをだくようにあつかう。
こうしなきゃ、赫からあいしてもらえないから。
赫side
赫「はい、朝ごはん(笑顔)」
百の前に作り置きしてある料理を並べる。
百「ありがとう(笑顔)」
赫「うんっ」
礼儀良く食べる百を見るのが好き。
美味しそうに食べてくれるから、何とか自分で作ろうと思えている。
百「これ、すき…!(笑顔)」
赫「また作るね(頭撫)」
嬉しそうにきゃっきゃ言いながら食べる百が愛おしくて離したくない。
百「…どこにもいかないよ。(微笑)」
赫「…うん、(笑顔)」
赫「はい、お水(受渡)」
百「…ねぇ、これなにがはいってるの?」
赫「…普通のお水だよ(笑顔)」
百に水を渡す。
百にとっては普通では無いといけない、大切なお水。
百「…これ、やッ」
赫「は?」
いやいや、と頭を振る百を軽く睨みつける。
百「っ…あ、ごめんなさッ」
赫「百は俺からの愛、受け取ってくれないの?」
百「ちがうッ、ちがうからッ」
赫「俺が一生懸命用意したのにッ!」
百「ごめん、こめんねッ、ちがうのッ (涙目) 」
俺の愛を、受け取ってくれない百なんてっ、
赫「要らないっ゙っ゙っ!!!!(殴)」
百「っ…(泣)」
百さいど
あぁ、またやっちゃった。
赫「なんで俺の言うこと聞いてくれないのっ(泣 殴)」
百「…(泣)」
こうなった赫はもうとめられない。
赫「なんで、愛してくれないのッ(泣 殴)」
百「…あいしてるからッ」
赫「嘘言うなっ゙!!!!!(強殴)」
百「っ゙(泣)」
だって、あんなしろくもやがかかったあやしいみず、すなおにのめるわけがない。
赫「なんでっ、なんでッ!!!(泣 殴)」
百「…(泣)」
ばちんっ、ばちんっ…
もうなんかいこのおとをきいたのだろうか。
百「…もう、しっぱいしないから…(泣)」
百「…ふぅッ゙…っ…」
赫がいなくなったへやでひとり、じぶんのけがのてあてをする。
きょうはさいわい、はものをつきだされることはなかったので、かるくあざになっているところをひやすだけですむ。
百「…っ゙ったぃ…(泣)」
ひやしながらいたみにたえ、これもおれがぜんぶわるかったんだとじぶんにいいきかせる。
百「…」
まどがあったはずのばしょをみる。
もうなんにち、ひのひかりをあびてないんだろう。
百「…ううん、おれは、赫のいうことをきく、いいこにならなきゃ、…。 」
だから、そんなことかんがえちゃいけない。
百「…」
あざになっているところをきれいなおようふくでかくす。
ふりふりのあくせさりーもつければ、ぱっとみきれいなおにんぎょうさんみたいだ。
百「ふふっ…(笑顔)」
これなら、赫も、すなおにあいしてくれるかな。
赫「────────」
ねぇ、赫。
…おこらせちゃうのはわかってるけど、
百「…あいしてっ?(泣)」
赫「は、? 」
…おねがい、
赫「俺からの愛、伝わってないって言うの?(泣 怒)」
百「あいしてっ…(泣)」
…おねがいだからっ…
赫「っ…なんでっ゙っ?(怒)」
百「…あいしてっ゙っ(赫)」
もっと、むかしみたいに。
赫「なんでっ、?(泣)」
もう、苦しいよ、赫。
赫side
百「…駄目、か…(泣 笑)」
赫「うるさいっっ゙!!!!」
綺麗だった洋服も血に染められた俺の愛おしい人の意識が飛びかけている。
百「ねぇ、好きだったんだよ、(泣)」
赫「…だった、ってなにっ?今の俺は好きじゃないのっ、?」
百「あーっ…また、やっちゃった…(笑)」
そう言って、違うんだよ、と俺を宥めるように百が言う。
百「さよなら、赫。」
そう言った百は、最近見た中で1番の笑顔を浮かべていた。
赫「っ…」
百「…」
赫「ほら、新しいお洋服だよ、百」
百「…」
百「…」
赫「これ、頑張って作ったの。…美味しい?」
百「…」
百「*ねむたぁい…(目擦)*」
赫「ほら、新しいお洋服だよ、百(笑顔)」
百「え!かわいいっ…!!ありがとう!赫! 」
百「*なんかいいにおいするっ(目輝)*」
赫「これ、頑張って作ったの。…美味しい?」
百「*おいしい~!!!!(笑顔)*」
赫「ね、だいすきだよ、百。」
百「…」
赫「…(泣)」
だいすきだよ、(笑顔)
ごめんっ…ごめんねっ…(泣)
コメント
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ぐへ 鼻血がとまんねぇ っす ぴぷさん ( ( (