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ふぐ(?)
どうもねいです。
短いぬ
ぐふふ(?)
いきます、
赤side
唐突に、息が苦しくなった。
「はぁっ…ふぅっ…、ふっ、ぁ~~~ッ」
待って、
聞いてない。
「たすけてっ、」
吐息交じりに助けを求めるも、そこには誰もいない。
急激な頭痛にも襲われる。
思い切り酸素を吸うも、全く効果はなかった。
凄まじい痛みの中、頭を抱えまた深い眠りへと落ちていった。
目が覚めた。
ベッドの脇には彼がいて。
心配そうな顔をしていた。
なんで、
なんでなの。
「…愛してよ。」
なんで、
「なんで愛してくれないの。」
なんで、
「俺はこんなにも…!」
「…こんなにも、」
…、
「…愛してるのに…。」
ねぇ、
「なんで俺を生かしておくの、」
「意味ないじゃん。愛してないんでしょ。」
なんで、
「ねぇ゛っ、」
「なんで、こんなことするの?」
ねぇ…!
「嫌い。」
「嫌いだから。」
俺は、
「お前なんか、まろなんか。」
「嫌いだから。」
もうさ。
もう、
「限界だったんだよ。」
「無理だよ。」
「…普通の愛を頂戴。」
彼はずっと俺の話を聞いて押し黙っている。
「いいよ。」
君は口を開いた。
「でも、」
「ふつうは無理。」
固く決心したかのような声で言った。
「…そっか。」
彼は俺をゆっくりと抱きしめた。
突然の動きに驚く。
そこから彼は上目遣いで俺を見上げ笑った。
嘲るような笑いだった。
「w…愛してなんかないからw」