attention
プリの方で載せたもの
rdpn
pn視点(rd視点は出さん)
ちょっとrdがクズ….🦆
ちょっと最初グロいか…….?
赤い液体が頬を伝う。それが、気持ちが悪く、吐きそうになった。だが、それは昔の話。今は、なんとも思わない。ただ殺して、お金を貰って、ちょっと時々贅沢する。何気ない日常。そう、これが俺の人生。
そんな俺の人生を狂わせてくれた彼に出会う話。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!金ならいくらでも出す!だかッッ…….」
俺に命乞いをするターゲットの首をナイフでさく。しばらくの間ピクピクと動いていたがそんなのはどうだっていい。早く証拠隠滅しないと。俺は、ターゲットの首を袋に入れて、その場を離れた。
俺はアジトへと向かい、マスターに首を預けた。「よくやった」なんて、嬉しい声かけもされず、逆に腹を殴られた。
「ぶッッ….ゲホッごほッ」
殴られる理由はない。ただのストレス発散だろう。俺のことを暴力で縛り付けて、格上だと見せつけてくる。だが、俺はただ反撃してないだけだ。マスターは昔、プロの殺し屋だったらしいが、今は俺よりうんと年上の老いぼれだ。その気になればいつでも殺せる。それをしないのは仕事が無くなるからだ。無名の殺し屋に頼むほど、依頼者も馬鹿じゃない。
「…..次の依頼はこれだ。それと、他の奴と合同になる。相手は俺達よりもプロの人間だ。粗相のないようにやれよ、分かったな?」
「……..はい、」
マスターから投げつけられた資料を見てみると、場所は豪華客船だった。船の依頼は時々受けるが、豪華客船なんて初めてだ。まぁ、マスターの事だ、金をなるべく使わないように牢獄とほとんど同じような部屋にするだろう。
資料を読み漁っていると、今回協力する相手の写真が貼ってあった。こいつか…..、穏やかな顔でピースをしていた。だが、裏では人を沢山殺しているはずだ。….写真苦手になったかも。
当日になり、その写真の主と会う時間になった。
「…….ぺいんと….さん、ですか?」
「あ、はい」
声をかけられ、そちらを見てみると写真とそっくりの男が立っていた。身長たけー、でかい、なんかニット帽かぶってる。変装しなくて大丈夫なのか?なんか、タキシードでぴしッとしてきた俺がバカみたいじゃん。
「あの、タキシード着なくていいんですか?」
「あぁ、部屋で着ようかなって、それより君はドレスじゃないの?」
「…..は?ドレス…?」
「え、だって夫婦で来てる設定でしょ?なら君がドレスを着なきゃ行けないじゃん」
なんも説明されてないが?まぁ、確かにこの人がドレス着たら不審者と見間違えられそうだ。その点、身長は高いが小柄な俺にドレスはピッタリかもしれない。まぁ、報酬の為だ。これが終わったら絶対海鮮丼をおなかいっぱいまで食べよう。
てゆうか、今気づいたけど、ドレス持ってきてない….。
「あの、ドレス持ってきてないんですけど…..」
「俺が持ってきてるから大丈夫。それより、早く中に入ろうか」
そういわれ、俺たちは部屋へと向かった。まぁ、多分部屋は別々だろう。ドレスだけ受け取って、無線で合流すればいいか。
「あの、俺の部屋ってどこですか?」
「俺と同じ部屋だよ。夫婦設定だし、一緒じゃなきゃ怪しまれちゃうからね」
まぁ、確かに。でも、あの牢獄みたいな部屋に2人入るか?最悪俺が床で寝て、彼にはベッドに寝てもらおう。
「ここが俺たちが泊まるところだよ」
扉の先はとても広く、昔の貴族が泊まっていそうな雰囲気をかもちだしていた。俺は部屋に入ってトイレやお風呂場を確認した。まぁ、盗聴器が仕掛けられているか確認するためだ。決して浮かれてるということでは無い。
「どう?気に入った?」
「はい、こんな広い部屋に泊まるなんて初めてだから…..」
「ルームサービスとか色々自由に頼んでいいからね」
経費はあっち持ちらしいからエビフライ沢山頼も。ルームサービスについて書かれている本を読み漁る。そこに「夫婦できている方には素敵なプレゼントが貰えます」と、書いてあった。なんだろう。プレゼント…..?
「らっだぁ、これってなんのことか分かる?」
「ん〜?…….あー、これ、ね」
「まぁ、別に大したことじゃないよ。その時が来るまで楽しみにしといて」
「?」
そんなこと言われたら余計気になるけど、分からないものは分からないので放っておくことにした。彼からドレスとハイヒールを貰い、彼はタキシードを着て、パーティの準備をした。殺す頃合いは、彼が停電させてからだ。停電の間にターゲットを一発でやり、海へと落とす作戦だ。
パーティが始まり、俺たちは腕を組みながら会場へと入った。明かりがついている間は2人とも自由行動で、料理を楽しんだりしていいらしい。だが、今俺は女性として参加しているので、油っこいものは一切食べれない。周りのお金持ちの女性の人達は小さいケーキを食べて満足している。少食すぎるだろ!!
「くそ、なんで俺だけ……」
「ぺんちゃん、はい、あーん」
後ろを振り返ると、エビフライをフォークで口元に持ってきてる彼がいた。たしかに、これなら不自然じゃない。パクリと口にエビフライを放り込み、食べる。美味しい。いつも食べてるやつよりも何十倍も美味しい。
その後は俺が食べたそうにしているものを彼が全部取ってくれて、食べさせてくれた。そろそろおなかいっぱいになってきたのでデザートを食べようかな。先程の女性達が食べていたケーキを受け皿に乗せ、食べる。この先もう二度とこんなこと出来ないだろうな。
おなかいっぱいになったので、彼の元へ行き目配せをする。彼は俺に気づき、そのまま電気室へ行くと思ったが、ポケットからハンカチを出した。
「口にチョコついてるよ」
「え、あ、ありがとう」
彼は俺の周りに着いていたチョコを拭き取り、会場を後にした。俺はターゲットの近くに行って停電するのを待つ。目をつぶり、直ぐに暗闇でも見えるようにしておく。しばらくすると周りがザワザワとしてきたので、停電したことがわかった。
目を開け、ターゲットの真後ろをとる。そのまますかさず首の血管を切り、ターゲットを運んで夜の海へと落とした。
任務が終わったので、彼に無線で連絡をし、戻ってくるように言った。彼が帰ってくるまで暇だし、料理を色々見ておこう。そんな、呑気なことを考えていると、後ろから声をかけられた。
「こんばんは、お嬢さん」
「あ、こんばんは」
お嬢さんって、….俺って女装したらそんなに若く見えるんだ。なんか嬉しいかも。
「このパーティが終わったら私とカジノへ行きませんか?私ポーカーが得意なんですよ」
あー、これ、ナンパだ。でも、カジノ….か、やってみたいな。お金はこの人が払ってくれるなら全然いいけど。いざとなったら殺して海になげこめばいいし。
「あ、ぜんぜッッ….」
「ダメだよね?ぺんちゃん。」
いつの間にか、彼が俺の後ろへ回り込み、俺の口を塞いできた。うわぁ、あとちょっとだったのに….。どうせなら遊びたいよ!
「遊んじゃダメ….?」
「俺と行こうよ。それなら全然いいよ」
俺にナンパしてきた男は気まずかったのか、いつの間にか居なくなっていた。彼の手をつなぎながらカジノ会場へと行く。そこは賑わっており、大いに喜んでいる人や、この世の終わりみたいな顔をしている人がいた。後悔するなら全財産とかかけなければいいのに…..。
「最初は何からする?」
「ん〜……..」
俺たちは色々と遊びまくり、時には負けて、時には大勝して、その後大負けして……、そろそろいい時間だね、と彼がいい俺たちは部屋に戻っていった。
部屋の前に着くと、何やら箱が置いてあった。なんだろう、爆弾……?俺が箱をまじまじ見ていると、彼が口を開いた。
「あ、プレゼント来たよ」
「……え、これがプレゼント?」
それがプレゼントだとわかった俺は箱を持ち上げてみる。中は軽く、降ってみるとガチャガチャ聞こえてきた。なんだろう、夫婦だけにプレゼントでしょ?うーん、…..よし、わかんない。
箱を彼に手渡して、俺は部屋に入った。彼が先に風呂に入っていいよと言ってくれたので先に入らせてもらった。お風呂は床が大理石で、入浴剤も金箔が入っていたりした。
「ふー、上がったよ〜」
「じゃあ俺入ってくるわ」
髪を乾かし終え、暇になった。ゲームや漫画などは置いておらず、ベッドに腰をかけると、ボタンがあるのを見つけた。ポチっ、と押してみるとベッドの1箇所が凹んだり、震えたりした。これはこれでちょっと楽しい。しばらくベッドで遊んでいたが、飽きてきた。
……そうだ、さっき届いてたプレゼントの箱あけよ。らっだぁには開けるなって言われてないし、いいよね。
机の上に置いてある箱をパカりと開ける。そこには予想外のものがあった。避妊具や、電マ、手錠など色々あっち系で使うものが沢山入っていた。
「ぺんちゃん見ちゃったね〜」
「ひッ!?、な、なんで、こんなものが……、」
「ここは初夜をする人が沢山いるから運営側でサービスを行おう的な感じで夫婦でヤる人にはこれが配られるんだって。」
「え、……それって配られるのは強制じゃないでしょ?じゃあ要らなかったじゃん、使わないし」
「いや、夫婦なら貰うかな〜って、」
「いや、まぁ、別に…..、とりあえず俺もう寝るね」
「あ、待って」
そう言われ、彼が俺をベッドに押し倒す。いつの間にか箱の中に入っていたゴムを取り出し、俺の口に近づけてくる。
「ほら、これとか使っとかないとほんとに夫婦か疑われちゃうよ?」
「絶対に嫌だ!そんなん自分のにはめて自慰行為すればいいじゃん!!」
「えー、めんどくさくない?ぺんちゃんも気持ちよくなりたいでしょ?」
「んなわけないだッッぐッ!?」
俺が喋っているにも関わらず、ゴムをはめた指を口の中に突っ込んできた。
「ごめ〜ん、ローションなかったぽいからぺんちゃんの唾液でするね。ちゃんとしないと痛い思いするのはぺんちゃんだよ?」
ローションは絶対入ってるだろ!こいつ……ッ、
グチュニュチュ、ペチョペチョ
「んッ…..あッぶッ”、んん〜!!」
「………ん〜、こんぐらいでいいかな」
「んじゃ、挿れるよ〜」
え、え、こういうのって普通ならすんじゃないの?こういうもんなの?これ、
ニュププ
「いッだぁ”、いだぁぃ”、うそッ、つき!!唾液つけれッばいたぐないってッいったじゃん”!」
「大丈夫大丈夫、すぐなれるよ」
パンッ…..パン….
「ぃ”、ん”、ぁ、んッ”、」
彼に流されて、気づいた時には朝になっていた。ゴミ箱を見ると、ゴムが捨ててあった。しかも中に入ってるやつはすごい量。溜めすぎだろ……。
「……あ、おはよ〜」
「あ、おはよ、ございます…..」
「今日で終わりだからドレスに着替えてね」
…….まぁ、仕事だもんな。プロの人だし、そんなこと沢山あるよな。うん、俺とのはただの仕事だった事に過ぎない。いや、まぁ、初めてが仕事の関係で….ってのはなんかちょっとやだけど。うん、考えすぎ、考えすぎ。拷問とかよりは絶対マシだし。忘れよ…..。
そのまま昨日着たドレスに着替えて、彼と手を組みながら船をおりた。降りる時に、足元気をつけて、とかエスコートされた。さすがプロだなぁ、としみじみ思った。
毎回タクシーで帰るのでタクシーを呼ぶ。こういう時便利だよね。周りの人とかは高級車で帰ったりしてるけど、今はもう依頼は終わったし、彼とはもう今日までだ。……エビフライ美味しかったなぁ。
「……あ、タクシー来た、」
「じゃあね、ぺんちゃん」
といい、彼は俺の唇にキスをして、離す。彼も迎えが来ており、手を振りながら車へとかけていった。しばらく硬直していて、タクシードライバーさんに乗らないんですか?と言われやっと我に返った。
その後沢山彼から一緒に依頼しようと誘われるのはまた別のお話。
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