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sm「……ねぇ、シャークん」
sha「ん？なに？」
sm「俺ね、シャークんと出会えて、恋人になれて、今こうして一緒に話せて、嬉しいよ」
sha「……な……なんだよいきなり……」
sm「だから、これからもよろしく。たくさん遊んで、色んなことしたいな」
sha「……うん。当たり前じゃん！」
この時のスマイルはいつも以上に儚くて、空気に溶け込んでしまいそうだった。
でも、また前みたいにスマイルと一緒に過ごせることが嬉しくて、先のことなんて見えてなかった。
✧• ───── ✾ ───── •✧
その次の日から、だんだんスマイルの元気がなくなっていった。
少しずつ顔色が悪くなり、元々細かった体は更に細くなった。
sha「なぁ、スマイル。お前、体調悪いよな？病院……行かなくていいの？」
sm「うん。大丈夫。今病院に行ったらきっと長い間入院しなくちゃいけなくなるし……それより、2ヶ月後のデート、楽しみだね」
sha「うん……」
スマイルはなぜか、ずっと『2ヶ月後』という言葉を繰り返していた。
2ヶ月後、なんかあったっけ……？
付き合い始めた日でもないし……
スマイルの誕生日でもない……
オレは、そんな呑気なことを考えていた。
sha「じゃあ、デートどこ行くか決めようか」
sm「うん」
コメント
2件
どんどん悪化していってる……。 二ヶ月って短いですよね（）
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