『二章 青春、すなわち復讐』
2番ビル内へと俺たちは踏み込んだ
【2番ビル内】
2番ビル内は1番ビルと違い、和風な雰囲気を纏っていた
星「うわー!これ旅館?めっちゃかわいい!」
荒「すごいな!えっと、マップでもみてみるか」
柳「そうだな」
マップを見る限り、ここは温泉施設のようだ
星「温泉?!最高じゃん!軽い買い物コーナーもあるし、プリクラに卓球台まで!」
柳「すごい充実してるな…」
舞「あ、きららちゃん」
星「おぉ!さえ!」
荒「さえも来てたのか」
舞「一緒に回らない?色々みてみたいところがあって…」
星「そうだね!じゃあ瑞稀君、ミライ君!じゃねー」
そういうと星空は舞園の手を引きながら走り去っていった
荒「じゃあ俺たちもみてまわるか」
柳「そうだな」
荒「何階から行く?」
柳「うーん…温泉がある5階から行かないか?」
荒「だな!」
【5階 展望温泉】
温泉は上と下で二つあって、俺たちは広い温泉まで来た
荒「すごいな、牛乳もあるし体重計まで…」
柳「おまけに美顔器もあるぞ」
荒「神…これは神がつくったんだ」
柳「多分作ったのはモノクマだな」
荒「まぁ、神は神でも疫病神だけどな!」
絶対にモノクマは褒めたくないのか…
蛇「お二人もここに来たんですね」
柳「えっ…」
荒「あ、吾郎と…チハヤ?!どうしたんだよ」
俺は驚いた。蛇足さんに抱えられていたチハヤにはサランラップが巻かれていた
蛇「温泉の煙でやられちゃうと思って…」
チ「大丈夫と言ったんですけどね」
荒「ま、まぁ、似合ってるぞ。宇宙人みたいだ」
チ「なんのフォローにもなってません。」
柳「最新のファッションと思えば…」
蛇「ですよね、意外とこれがオシャレだったり…」
チ「俺にはまだ人間のオシャレが理解不能です。」
ちょっと不服そうだな…
蛇「そういえば、3階の買い物施設に行ってみたらどうでしょうか?」
柳「買い物施設?」
蛇「はい、色々売ってて。全部無料なんです」
荒「いいな!太っ腹だな!モノクマは見た目も性格も!」
チ「そうですね。化粧品から日用品まで揃ってるのでいいと思います」
蛇「俺もさっきシャンプーと食器用洗剤を頂戴してきました」
柳「…なんで食器用洗剤を?」
蛇「チハヤさんを洗ってあげようと思って」
チ「…今ここでお別れをしときますね、今までありがとうございました」
荒「…絶対使っちゃダメだぞ。絶対に」
そんなことを言いながら、蛇足とチハヤと別れて3階へと向かった
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