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『二章 痴人と賢者』
【3階 買い物施設】
荒「おぉ!すごい!」
3階は買い物施設だった。沢山の物が売っていて、普通になんでもありそうだ
柳「日用品から化粧品まであるな…」
薬「本当に沢山あるね〜、ファンデ落ちてきたところだから助かるかも」
柳「薬代も化粧するんだな」
薬「もちろん、細かいとこまできっちりとね」
柳「へぇ〜」
薬「…すっぴんが気になる?」
柳「いや、別に…」
薬「…」
なんとなく、薬代は目の奥に光がなくて苦手だ…
瑞稀、気まずいから助けて欲しいけど…化粧水物色してるし
薬「…そういえば」
柳「?」
薬「パーティーホールへ行ってみたらどう?円成ちゃんが集合をかけてたから」
柳「そうなのか?瑞稀も連れて行くか」
薬「安心して、全員参加だから」
柳「教えてくれてありがとう」
薬「えぇ、もちろん」
俺は瑞稀を連れて、パーティーホールへと急いだ
【1番ビル パーティーホール】
円「随分と遅かったですわね」
荒「悪い…」
円「まぁ、いいとしましょう。」
円成は壇上へ立ち、話を始めた
円「私は今朝、モノクマから動機を貰いましたわ。」
剣「え…?」
円「12人の中からランダムで1人を決めて、全員の秘密を書いた紙を送りつけたそうですわ」
飯「じゃあ…全員の秘密を知ってるってこと?」
円「そうですわ。ただ私は…」
円成は多分全員の秘密が書いてある手紙を跡形がなくなるまで破いた。
円「こんな動機、通じませんわ。」
円「私を殺したいなら殺しなさい。受けて立ちますわ。」
強く吐き捨て、円成は舞台を降りていった。
【噴水前 ベンチ】
荒「すごい話だよな…」
柳「…あんな動機、わざわざ発表して、殺してくれと言ってるような物だ。」
ただ、あれをしたことによって少し殺しにくくなったのかもしれない。
殺した理由がすぐにわかってしまうし
荒「本当に強いな…円成は」
柳「…」
荒「なぁ、ミライ」
柳「なんだ?」
荒「今日の夜、温泉に行かないか?」
柳「…いいぞ、どうせ暇だし」
荒「じゃあそうと決まったなら沢山人を誘うな!ここに今夜19時集合で!」
今夜の予定が決まったので
俺は19時まで部屋でゆっくりすることにした