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紫夏「 Beautyに入って欲しくて! 」
あゆ「 え? 」
あゆみ「 え、え、あのBeautyに?? 」
紫夏「 うん!そう〃! 」
あゆみ「 ってか!Beautyって何ですかッ 」
驚きのあまり少々キレ気味で質問を投げつけるあゆみ。それににっこにこで答える紫夏。
そのやり取りをけら〃笑い乍眺めている瑛太くんと永田くん。
傍から見れば、美男美女が1ーEに集まってお話している、と捉えられるだろう。
紫夏「 あ、Beautyって言うのはネ〜。
はい、これ読んで!」
渡されたのは、この学校のパンフレットだった。人気校、と言われるだけあるオシャレでエモいパンフレットの1番最初、つまりは顔の部分にInstagram係〔Beauty〕とオシャレに書かれていた。学校中の美男美女を集めて、Instagramに日常を投稿する、いわば宣伝係だ。それに、Beautyに選ばれるのは難しく、とても〃美人or可愛いか、美形orイケメンしか選ばれず、学校の顔となる人達の集まりである。
あゆみ「 そッ、そんな凄いのに私を?? 」
紫夏「 そうッ!貴方、運動も出来るし顔もめっ
ちゃ可愛い!永田と瑛太とも知り合いみ
たいだし、どう?! 」
あゆみ「 え、えぇッと… 」
私が、返事に迷いしどろもどろになっていると
永田「 古鷹、可愛い顔してんだし誰も文句言わ
ねぇよ 」
瑛太「 入っといた方が何かと便利だしな。 」
あゆみ「 可愛いだなんてッ…。じャあ、お願い します… 」
推しに可愛いと言って貰えたことに感激し、うる〃としていたその時
ぱち〃 ぱち〃
あゆみ「 えっ? 」
なんと、クラスのみんなが私の加入を祝って拍手をしてくれていたのだ。
女「 おめでとうー!あゆみちゃんッ! 」
もぶ「 おめでとうッ ! 」
女「 あゆみちゃん凄ーいッ!!! 」
入学初日でクラス…いや、学年から拍手を貰ったやつは多分、あゆみが初めてだろう。それぐらいBeautyは凄いのだとみんなに知らされた。
紫夏「 じゃ、そゆことで!また放課後迎えに行
くねー! 」
あゆみ「 はーいッ! 」
私にそう言うと、元気に教室を飛び出して行った。きっと、誰かに報告でもするのだろう。
永田「 じゃ、また放課後に。 」
瑛太「 (お手手ひら〃) 」
あゆみ「 はいッ、また!! 」
仲良く並び、四方から黄色い歓声を浴びながら教室を出ていった。
あゆみ「 …… はぁああ゛、か゛ッこ゛いィ゛〜 ッッ…。 」
教室を出ていった直後、少しの虚無状態から覚めると、机に突っ伏して限界オタクのようなことを言っていると、
??「 中学校とまる〃同じやんか笑 」
あゆみ「 え〜??…ェ゛、わ、我が相棒〜
ッ!!! 」
と、教室に響き渡る声で彼に指を指した。
??「 うるさッ 」
あゆみ「 響、もしかして九州落ちたの?! 」
響「 …、落ちたよッ!!!なんか悪いかッ!! 」
オレンジの美少女と、背のデカい奴が言い争っているというのが学年に広まり、教室の前には人集りができていた。
響「 ッてか、あゆみ部活どーすんの 」
あゆみ「 バスケは続けないよ。 」
響「 はッ?!もったいないねェ、続けねェなん てッ!! 」
あゆみのシュート力分けろよじゃあ!!」と喚き散らしている響の前に人差し指を立て、
あゆみ「 その変わり…、 」
写真で紹介 No.2
あゆみの髪型&色&髪飾り
これの三つ編みハーフアップ
マリーゴールド色
さくらんぼの髪飾り
あゆみの家での服
次回も見てね!