この作品はいかがでしたか?
104
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ついに最終回です……!!
これまで見てくれた方ありがとうございます……!!
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ゲームマスターは言った。
『でも、私の力じゃ足りなくてさ、
誰か1人の命と引き換えねって言った。そしたら俺って、』
ゲームマスターは泣きそうな顔をしている。私のせいだ。と言う顔をしていた。俺はそれを黙って聞いていた。
『ごめん。…私にもっとパワーがあれば……ッ……!!!!あれば…』
そう言っているゲームマスターを俺は駆け寄ってゲームマスターをゆっくりと抱きしめた。
ゲームマスターの目が見開かれる。
「……じゃぱぱは、こうやって俺を安心させてくれたんやで…っ…?」
どうしよう。じゃぱぱのことを話すとなぜか涙が止まらなくなる。
『たっつん……”ッ……ごめんね』
「……大丈夫やから”ッ、」
ゆっくりと俺はゲームマスターから体を離した。ほっとしたのかゲームマスターはもう、涙を拭いて、笑っていた。
『……でも、こんな悲惨な事が起こったらみんな混乱したりパニックを起こしたりするかなって思ったから……たっつん以外の人には記憶がないんだよね……』
ゆっくりだがゲームマスターが話してくれた。
…俺以外には記憶がない……??
だから、さっきじゃぱぱの事を覚えてなかったのも死んだのも、 全部知らなかったからなんだ。… 俺はやっと理解した。
「……なんで俺だけ…?」
そんな疑問が頭によぎった。
『…君はじゃぱぱの事を一番大切によく思ってる…だから、それだけの理由なんだ』
そうぽつりと言った。
切そうな笑みをゲームマスターは浮かべた。
「……そうか」俺は笑った。
この世界はー。じゃぱぱの優しさと仲間思いが交わってできた世界なんだー。……そゆとこずるいんだよなぁ……あいつ……笑くそ…笑
「ありがと」
そう言って俺は笑顔をゲームマスターに向けた。でも、ゲームマスターはこう言ったんだ。
『…泣きなよ。』
そう言ってゲームマスターは離れて行った。あいつ、何者なのだろうか。そう考えてる余裕すらないほどに気づけば俺は泣いていた。
「ぅ”ッ、じゃぱぱ”ッ、……」
たくさん泣いた。泣いて泣いて泣きまくった。じゃぱぱが俺にとってどんなに大切なものなのか改めてわかった。もう、失ったけど、
もういないけど、俺はじゃぱぱの分まで生きていくんだ。 たくさん泣いたあとはたくさん笑わないとだよな笑じゃぱぱ…!
『そうだよ。たっつん笑』
天国で見ててなじゃぱぱ。俺が次世代のカラフルピーチのリーダーとして走っていくから。
俺は立ち上がって、涙を拭いて、みんなに声を掛けて、笑った。最高級の笑顔で。
「みんなー!収録するぞぉー!!!」
「「「おー!!!」」」
その大きな声がシェアハウスに響き渡った。俺は笑った。上をみると、じゃぱぱも笑っていた。ゲームマスターも笑っていた。
『そうそう笑それでいいんだよ』
みんな笑っていた。平和な世界。
俺はじゃぱぱが作った世界を、 精一杯守ろうと思う。俺はー。
”リーダーだから。”
〜the end〜
うわぁー終わりましたぁーー!!
ありがとうございましたぁーー!!!
終わったと言う実感がない。
コメント
10件
おぉー! おつかれ!!👊🏻👊🏻 なんか、実感湧かんなー!笑 感情表現上手くなった……?? やば、負けるて() 負けた場合コメント残しません🙄🙄