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あっという間に、学校に着いてしまった。
玄関にある掲示板に人が沢山集まっていた。
きっと、あそこにクラス表があるんだろう。
人が少なくなるまで近くで待とうとしたが、
少なくなる気配が無かった。
それにどんどん登校する人が増えてきて、
逆効果のような気がして、諦めた。
人混みの中を通って行く。
背伸びをしながら表を見る。
この学校は、5クラスほどあるそうで中学校の
クラスより1クラスほど多かった。
1組から順に見ていく。
1組には、自分の名前は無かった。
更に見ていくと、2組の所に
『五十嵐 奏叶(いがらし かなと)』
と言う、馴染み深い名前が出てきた。
初めて2組になったなと思いながら、
知り合いがいないか探して見る。
『九条 叶愛』
くじょう とあ
名前、お金持ちそうだなとどうでもいい事を考えていると、隣の人の肩がぶつかった。
「すみません」と言う声に顔を向け、頭を少し下げる。
人が増えて来たため僕は、その場を離れた。
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