「うおおおっ!? え、霧島!? 獅子とか召喚してんだけど!!」
通話越しに吉田翔太の叫び声が響いた。
「マジかよ……霧島、あんた異能持ちってそういうレベルじゃなかったんだな……。」
白川結那の声も驚きを隠せない。
「……なんで実況してんのですわ。」
吉田美咲は呆れたように言った。
「いや、せっかくだし? みんなで盛り上がろうと思ってさ。」
霧島はスマホを片手に獅子王の背に乗りながら軽く手を振る。
「お前……余裕だな。」
ライアは苦々しく笑った。
「そりゃ、仲間には見せておかないと。俺がどれだけカッコいいかってな!」
「調子に乗るな!!」
ライアはナイフを構え、一瞬で距離を詰める。だが――。
ガウッ!!
獅子王が前足を振るい、ライアのナイフを弾き飛ばした。
「クソッ……!!」
「ライアくゥ〜ん、今すっごくダサいよ。」
スマホ越しに翔太が煽る。
「黙れクソニート!!」
「俺は大学生ニートだ!! 格が違う!!」
「どっちも変わんねーよ!!」
白川がキレ気味に突っ込む。
「というか、霧島! はやく終わらせなさいとですわ!!」
美咲の声に、霧島は笑って応えた。
「了解了解。じゃあ、そろそろ決めるか――。」
低く構え、次の瞬間、弾丸のような速さでライアに向かって飛び掛かった。
「くっ……!!」
ライアは必死に防御の構えを取る
コメント
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今回も神ってましたぁぁ!!! ライアたん大丈夫なのだろうか、、、!?!? にしても霧島っちつおい、、すげぇぇぇ、、、、、(? 続き気になる終わり方ぁぁ、!!!( 次回もめっさ楽しみやぜええええええぇ!!!!