ライアの手が素早くポケットに伸び、ガサリと音を立てる。次の瞬間、彼は大麻を取り出し、一気に吸引した。
「――ッ!」
その瞬間、彼の目が一気に開き、血走った目が獅子王を見据える。
「これだよ……これこそが俺の力だ……!!」
レオナードが突進してきた瞬間、ライアは圧倒的なスピードで身をかわす。彼の身体が今までと比べ物にならないほど軽く感じ、動きが鋭くなる。
「俺、今超ハイだわ。」
ニヤリと笑ったライアは、素早く動きながら言った。
「普通の薬物じゃねぇんだ。これが、引き金だ。」
ライアはレオナードの背後に回り込み、一瞬で首元にナイフを突き立てる。だが、獅子王は攻撃を軽くかわすと、鋭い爪でライアを振り払った。
「――ッ!」
ライアはその一撃をまともに受け、地面に転がったが、すぐに起き上がる。
「おっと、全然俺に効いてないな。やっぱ薬は良いもんだ……」
ライアはさらに興奮した様子で笑った。薬物が効き過ぎて、逆に冷静さを欠いているようにも見えるが、戦闘力は確実に上がっていた。
「もしかして……これがホントの力か?」
霧島のスマホ越しに、その様子を見ていたメンバーが呆れる。
「ライア……バカじゃないの?」
吉田翔太がため息をついた。
「この子、いつもこんなことやってんのか?」
白川結那が冷ややかな目で見ながら言う。
「だって、こいつは元々そのために生まれてきたんだよ。こうやって解放することで、次々と相手を壊す。」
霧島が、平然とスマホ越しに答える。
ライアは薬物の効果でさらに激しく動き回り、獅子王に対して次々と攻撃を仕掛ける。その姿はまるで人間の域を超えているように見える。そしてついに霧島の右腕を刎ねる
だが、薬物の副作用が効きすぎているのか、彼の体力はどんどん削られていった。
ライアは笑いながら殴りで応じたが、その表情にはどこか狂気が混じっている。
コメント
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今回も神ってましたぁぁ!!! ライアたぁぁん、、、!!!!!!??いよいよ最終局面、、?( 頼む、死ぬなよ?????((((( なんか翔太おるだけでほっこりするの何でやろ(? 次回も(。⊿°」∠)モッモッめっっさ楽しみ!!!!!!!!(????