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【 👻🔪×🍱🦖 】
※付き合ってるか、付き合ってないかはご自由に解釈してください
※名前伏せ無し
※ご本人様とは一切関係ございません
「ロウきゅんさー、最近同じような服しか着てなくなぁーい?」
赤城ウェンが座っている小柳ロウの前に仁王立ちをした。
「別にいいだろ。後、ロウきゅんって呼ぶな。」
小柳は言うことを気にせず、ぽけーっとしながら適当に流していた。
「はぁー?別にいいわけないんだが!いいから買いに行こうよ!」
「えー…めんどくさ。」
「オシャレになるなら、めんどくさくてなんぼだから!」
赤城は小柳の腕を引っ張り、椅子から立たせた。
小柳も赤城はもう引かないことをわかっているため、渋々行くことにした。
「ここのショッピングモールの服屋、いいのいっぱいあるんだよね〜!」
小柳の服を買いに行くために来たのだが、赤城の方が楽しそうにしていた。
「ロウくん、こっち!」
赤城は小柳の数歩前に居り、小柳のことを待っていた。
「お前行くの早すぎ。」
「ロウくんが遅いの!」
2人は言い合いながら服屋まで隣を歩いた。
「ロウくんはやっぱり黒とか紺色系が似合うよね〜。」
「おー…?」
服のことはイマイチわからない小柳。
すべてを赤城に任せるしかない。
「ね、試着しない?」
赤城は服を選び終え、小柳の元に帰ってきた。
「えー…まぁ、うん、わかった…。」
「やったー!」
小柳は赤城から服を受け取り、試着室に向かった。
「着た。」
「お、見せて見せて!」
ガラっと試着室のシャッターを開けた。
「ふ〜!似合ってる〜!」
赤城が選んだのは茶色のチェスターコート、黒色のセーターとスラックス。
「あんま俺こういうの着ないんだけど…。」
「似合ってるし平気平気!違和感ないって!」
小柳は見た目だけで見れば落ち着いたようなイメージのため、赤城の選択はよかった。
「じゃ、それ買お!」
会計も終わり、2人は帰ろうとしていた。
「…なぁ、ウェン。」
「ん?なーに?」
「買いたいものあんだけど、行ってきていいか?」
小柳は何か買う物を思い出したのか、赤城に言った。
「いいよ!僕、外のベンチで待っとくね!」
「了解。」
「ロウくん、買い終わった?」
「おー。」
小柳がショッピングモールから出てきたのを見つけた赤城が駆け寄った。
「ねねね、何買ったの?」
小柳が持っている袋には細長い箱のような物が入っていた。
「ん?ああ、ちょっと待て。」
小柳が袋から入っているものを出した。
案の定、細長い箱だった。
小柳はその箱を開けて赤城に見せた。
「…ネックレス?」
箱の中にあったのは綺麗なネックレス。
真ん中には宝石のようなものがあり、キラキラと光っていた。
「ロウくん、似合いそー。いいじゃん!」
「違う違う。」
「え?」
小柳はネックレスを取り出し、赤城の首につけた。
「服買ってもらったから、お礼…的な。」
首にかけられているネックレスは太陽の光を浴び、先程より光り輝いていた。
赤城ウェンのように、キラキラと、眩く。
スクロールお疲れ様でした!
👻🔪×🍱🦖が全然なくて自分で書くしか無かった…🥺
さっきググッたんですけど、ネックレスのプレゼントの意味って「相手と仲を深めたい」「永遠に一緒にいたい」など愛情の意味らしいですね。初めて知りました。
誤字脱字はスルーしてください🥺🥺🥺