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ちょっとまって、受けどっちですか!?
続きが楽しみです!
チノくん … ! ぴ君は何をしとるんやろ…
※学パロ
※キャラクター崩壊、捏造、解釈不一致
kn「え〜、ショッピ、クラス2位なん?」
昼休み。
いつものグループ、兄さん、部長、ワイ、シャオさんの4人で机を囲んで昼飯を食っていた。
おにぎりの包装を破きながら、部長の水色の瞳はこちらに問いかける。
syp「そう、ですけど」
kn「へー、すごいやん」
その言葉が真偽かは分からないが、部長はどこか興味無さげに言葉を投げる。
syp「……そーゆー部長は、1位なんでしょ?」
kn「え、せやけど?」
まるで常識を説くように、このことを理解していない方がおかしいというように、無垢な水色の瞳は不思議そうにこちらを見る。
ある程度予想はしていたが、だったら俺を褒める理由がどこにもない。
syp「……え、皮肉なんすか」
kn「ん?いやキープできるんって凄いな〜思おて」
ut「え、シッマ1位キープやなかった?」
kn「おん」
あっけらかんな顔をする部長に、クスクスと、シャオさんは必死に声を抑えながら笑う。
syp「やっぱ皮肉やないすか!!!!!!」
kn「ん?」
俺がツッコむと、シャオさんはついに限界を超えたのか、ケラケラと盛大に笑い出す。
sha「今日のシッマ火力強いやんww」
kn「んぁ゛、?」
sha「うわ、何も意識してないんかよ、心無し。サイテー」
kn「いや、シャオロンの方が……」
sha「俺の話はええやろ!!!!」
ワイワイガヤガヤと、シャオさんを中心にクラスの中央で騒ぎ出す。
派手な金髪に奇抜な水色目。外国人とも噂されてるほどルックスが良く、運動も勉強もできる。コミュ力が高くうるさいため、存在感がすごい。
女のような茶髪に、金色のカラコン。一度見たら忘れないくらい特徴的で、端麗な容姿。運動はかなり出来て野球部のエース、体育祭もこの人がいるクラスは絶対勝てると言われるほど。その一面勉強ができないため、勉強ネタ枠として人気者。
片目を隠した艶やかな青髪。多い髪の毛と眼鏡のせいで分かりにくいが、かなり整った顔立ち。女遊びとして有名で、勉強も運動もなんで!?という所で謎の実力を発揮する大スター。ネタ枠だが、エンターテイナー性の強さにより人気者。
そして、……自分で言うのもアレだが、そこそこ運動神経も良く顔も良い。勉強も、クラス2位をキープ。勿論、この3人には及ばないが。
この3人含め俺の、4人グループ。
ここにいるメンバーは勿論、知名度も名声も良い。
休み時間と同義、授業中もある程度うるさいしクラスでも名前は覚えられている方だろう。
いわゆるここは……クラスの一軍グループだった。
あらゆる行事では、大抵ここの誰かが引導を引く。発言の中心は俺らで、逆らう人もそんなにいない。無論、部長に関しては逆らえる人間の方が珍しい。
kn「あ、」
ut「どーしたん、シッマ」
kn「そーいや、次テストやん」
sha「は!?え!?!?何のテスト!?!?」
syp「化学っすよ……w」
sha「化学って何やりよったっけ」
ut「えーと、確か……」
バタバタと、慌ただしくノートを広げる。
sha「えぇ〜、何これ……」
syp「この問題出るって言ってませんでした?」
sha「え、分からん分からん分からん」
kn「えっとなぁ、ここの化学式が……」
sha「……え、このHどこに消えるん、??」
ut「これとこれが消し合うんやないの?」
syp「違いますけど」
ut「ぇえ゛ッ!?!?」
話題を展開するシャオさん、それにツッコむ大先生、そこから話を枝分かれさせる部長、ツッコミ兼煽りをいれる俺。
いつも通りの流れで、いつも通りの光景。
至って普通で、日常だった。
sha「……あ、今日誰か遊び行かん!?」
ut「ん、ええよ〜」
kn「大先生が行くなら」
syp「あ〜……ワイはパスでw」
ヘラッ、と笑うと、シャオさんはわざとらしくほっぺを膨らませる。
sha「ショッピ、平日の放課後いっつも空いてないや〜ん!!!」
syp「すみませんってw休日、空けとくんで」
sha「絶対やで!!!!」
シャオさんはバシッ、と俺の背中を叩いて再び勉強に集中する。
ガヤガヤとうるさいから、集中してるかどうかは分からないが。
“ショッピくんは放課後忙しい”
これも日常という名のパズルの1ピースで、大体俺を省く3人で放課後は遊んでいる……らしい。
交友関係は正しくしたいが、俺にだって放課後予定がある。
……あぁ、なんの予定なのか……、って?
勿論、大切で、大事で、これが欠ければ“日常”と呼ぶには程遠い日々が送られてしまうくらい、それくらいに大切。
次々と珍回答を繰り出すシャオさんに呆れつつ、そっと教室の隅にいる3人グループを見つめる。
3人のうちの、1人。白髪で、大きな丸メガネをかけた、橙色の瞳を有する男子生徒。
暫く見つめていると、こちらに気づいて目が合う。
俺はニコリと笑いかけて、指で丸を作ってサインを送る。そうすれば、その男子生徒もニコリと笑い返してくれる。
kn「……あれ、どうしたん?ショッピ」
syp「ん〜?何がですか?」
kn「いや、さっき……」
syp「あ、そーいやここの暗記も出るらしいっすよ」
sha「え、え!?聞いてない聞いてない!!!」
部長は「え?」というようにこちらを見つめている、多分。
部長には悪いけど、バレるわけにはいかん。
やって……
言うの忘れてました!
こちら、キャラ崩壊注意です⚠️
特にキャラ崩壊激しいところは強く注意喚起するので、把握よろです!
閲覧ありがとうございましたー